スマホをやめた日

スマホの使用を先日止めようと決めた。
解約とか手放すわけではなく、使用を制限するだけだがこれが意外と普段の生活に変化を起こした。

まずはどのくらいの制限を設けたかと言うと、連絡用のアプリとブラウザ以外は全て消した。SNS関係、買い物アプリ、ニュースアプリなどなど使ってないもの、眺めるだけで時間をただただ消費するものはアンインストールした。この投稿もブラウザからやっている。

何が変わったかというと、時間が増えたことだ。というか余ってしかたない。そもそもnoteを更新するのが久しぶりで、日曜日の今特段やるべきことがないため、思い立って書いている。平日に仕事が終わって帰ったら、必要なことを済ませると注意を向けるものがない。だいたい、読書するか、パートナーと1日のことを話している。10時過ぎには寝支度をするようになった。普段スマホを触っている時間がこんなにもあったのかと実感した。

やめ始めの数日は、家でもソワソワしていた。何をするわけでもなく、立ったり座ったりうろうろしていて、その様子を笑われた。何度かスマホを起動させたりもしたが、開くアプリもないためすぐに机に置くしかない。新しい情報が勝手に流れてくることはない。
その感覚も一週間もすれば薄れてきた。今は本を読むか、家事をしているか、ぼうと考え事をするかだ。パートナーもやりたいことが終わったら、二人で話をしている。次の休みにどこにご飯を食べに行こうか、温泉がいい宿はないかなどがもっぱらの話題だ。泊まりたい宿も増えてきて今年の予定を立てるのも大変になってきた。後、キャンペーンの関係もあって人気のところはどこも予約が埋まっている。

少し話がそれたが、スマホをやめてみて良かったということだ。良かったというかはほぼ影響がなかったと言っていい。普段通りラインでやりとりはするし、ブラウザで調べ物もしている。アプリを消しただけで、アカウントはそのまま残っているから、タイムラインも見ようと思えば見ることができる。変わったことは見ようにも気軽に見れなくって、わざわざ見なくなったことだ。スマホを眺めることに1日のうちのかなりの時間をとっていたが、ほんとに数十分間ほどしか必要なかったのだ。余った時間は本を読むなり、おしゃべりするなり、楽しく過ごしている。

きっかけは「デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する」カル・ニューポート著を読んだことだ。

デジタルデトックスのような短期的な避難ではなく、よりSNS等のデジタルデバイスの効用を最大化するメソッドが書かれている。



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