見出し画像

ディズニーから学ぶ社会人として大切なこと

こんにちは!
ITベンチャーで働く新卒1年目の渡辺恭平です!

今回も、書籍まとめをしていきたいと思います!
この書籍まとめは、前に一度読んだ本を再読し、自分の価値観に触れる部分や勉強になる大切なことについてピックアップしていきます。

今回の書籍はこちらです!

著者は香取貴信さんで、自身がディズニーランドで働き始めた経緯から、学んだことを実体験に基づいて書かれています。

セリフも多いので、結構読みやすい本だと思います。
他のバージョンも出たりしているので、結構有名な本かもしれないですね。

第1章 「働く」ってこういうことなんだ

名称未設定のデザイン

①好意的に注意する

感情的に接するのではなく、相手に寄り添って心理的な距離を縮めたうえで、好意的に注意することが大切だと知りました。

「これはダメ!」ではなく、「ここをこうすれば、もっと良くなるかもね!」のように、プラスに持っていく伝え方はコーチングなどに有効になってきますね。

②怒るのではなく、叱るということ

ただ感情的になって怒っても相手には響きません。
相手に愛をもって接することで、「怒る」から、相手を正しい方向へ導く「叱る」に変わるのかもしれません。

③ミーティングには評論家はいらない

目的が何かによりますが、「決断をする」ということが目的のミーティングの際に、「こんなところが良くて、こんなところはダメ。」と評価するだけの評論家は必要ないということですね。

目的に合わせて、自分の役割を認識し、ミーティングを進めていくのが重要です。

④たとえアルバイトでも、仕事は仕事

これは、契約上、シフトを出した時点で、「この時間は働きます」という会社との契約を結んだとされるので、バックレること・遅刻することは契約違反となり、クビになっても仕方ないと考えることです。

まぁ、正確な契約はそれぞれ分からないので何とも言えないですが、アルバイトでも会社に雇われて働いているという意識を持つことが大切だということですね。

⑤自分が何の仕事をしているか考える

ここでは、キャストにコスチュームを渡す仕事が挙げられています。
自分が渡しているのは、ただのユニフォームなのか、舞台(構内)に上がったときに着る衣装と考えるかで、目の前の仕事への取り組み方が変わる。

⑥時給で考えるものとそうでないものがある

残業代はお客様のお金から出ている。他の人が終わっていて、自分だけ終わっていないのだとしたら、能力がないから残業していると考える。

お客様から頂いた大切なお金をもらっているという意識をもって、能力が足りなくて残業しているのなら、勉強して時間内に終わらせるようにしなければいけない。

これは残業だけでなく、通常業務も同じ。

⑦必要なのは実際に出来ること

熱意があって、勉強を必死にやったとしても、実際にできなかったら役に立たない知識。


「大切なもの」を本当に大切に思うこと

ディズニーでは「仕事」=「ゲスト」というくらい常に会話の中心にはゲストがいるそう。

自分の仕事において本当に大切なものは何なのか、改めて考え直す機会を設けてみるのもいいかもしれないですね。


第2章 「教える」って、どういうことなんだろう

名称未設定のデザイン (2)

①最初に受けた感動は絶対に忘れない

自分も営業をやっていますが、「初めての名刺交換」「初めてのアポイントメント」「初めてのお客様」これらは、仕事をしていくうえで、ずっと記憶に残り続けるものなのではないかなぁと思っています。

その時の喜びや気持ちは鮮明に脳裏に焼き付いています。
決められたことを言われたとおりにやって周りと同じようにできても、感動は薄かったと考えられます。

②教えないことがトレーニングになることもある

自分で考える力を身につけさせるためには、答えを与えず、答えの探し方を教えてあげるまたは、答えの探し方を考えさせることが、今後迷ったときに自分で考えることが出来ます。

また、この書籍に書いてあるもので言うと、つけあがりそうなときに、一度失敗を経験させることで、自分で学ぶ姿勢を身につけさせるといったことも書かれていました。

相手によって、教え方は変わると思うので、性格なども見ながら教えることがその人が最大限の価値を発揮するために重要だなと思いました。

③新人が入ってきたら、打ち解けやすいような工夫をする

楽しく仕事をしているような雰囲気を見せることであったり、趣味を聴いたり、その人のキャッチフレーズなんかをつけて、いち早くメンバーに馴染めるような工夫をする

④怒鳴ったり叱ったりすることだけが指導ではない

嫌な思いをしたときは、周りの人もその思いをしないように、改善策の共有をしたり、嫌なことを起こさないような取り組みを実施するなど
面白い発想で仕事を楽しくすることが出来るとパフォーマンスも上がる

⑤一度に多くのことは覚えられない

一番大切なものをしっかりと教える。覚えなくてはいけないマニュアルが多くあったとしても、「これだけは絶対にやってね」と言っておけば、それ以外のことはまた教えることになっても、その1つだけは絶対に覚えて実践するでしょう。

莫大な知識をかみ砕いて、分かりやすく教えてあげることが大事。

⑥小さなことでも見逃すとそこからバラバラになっていく

ギリギリ大丈夫か大丈夫じゃないかのところで、大丈夫にすると少しずつそのラインが下がっていく。
ルールを徹底するということは、たまに厳しいことを言わざるを得ない時があるかもしれないけど、それをするのが、先輩や上司の役目。

⑦気が付いたら必ずそのときに伝える

気が付いた最初に言っておかないと、後になればなるほど伝えにくくなる。
リーダーは「チームが最高のパフォーマンスを発揮するには」を常に考える必要がある。


一緒に考えることが大事

「人だけが、インプットを超えたアウトプットを出来る」
ただインプットをして、アウトプットをすることは機械でも出来る。
インプットを超えたアウトプットをするには、「なぜ?」を一緒に考えてあげることが大切。

「教える」ことは教える側と教わる側が「一緒に考えること」


第3章 「本当のサービス」って、なんだろう

名称未設定のデザイン (1)

①苦手だとしても、一握りの勇気が大切なサービスに繋がる

自分が苦手だとしても、精一杯お客様に接して、お客様に価値を提供できるのなら、その勇気を出す意味がある。

②本当にお客様を大切に思うなら

お客様がいかに楽しみにしてくれているか、価値を感じてくれているかを知る。

この書籍では、鹿児島から1日かけてディズニーランドに来る人がいるということや、遠くから来たのに、入場制限で子供にウソをついてまで帰らなくてはいけない家族を横目に従業員特権を使ってディズニーを満足することはお客様のためなのか?ということが書かれていました。

自分の仕事に当てはめて考えるのはちょっと難しいですが、お客様への価値提供を考えて、行動するということの大切さに変わりはないと思います。

③「うまくなる」よりも大事なこと

ヘタでも、一生懸命にやっている姿が価値を生む。

今、目の前にいるお客様に対して一生懸命になることが大事。

④お客様に常に愛をもって接する

⑤サービスは掛け算

これまでどんなにいいことをしてきても、どこかでマイナスがあると、その印象は大きく影響する。


いま目の前にいるお客様に全力で接する

いま目の前にいるお客様にはもう2度と会えないかもしれない。という気持ちで全力で自分の出来ることをするのが大事。


第4章 テーマパークはいろいろなことを教えてくれる

名称未設定のデザイン (3)

①いつの間にか作業が中心になって、本当の意味を忘れていないか?

②一人ひとりに違うストーリーがあって、目の前のお客様は毎日違う


続ける理由を見つけ出すことは難しいけど、見つけた人は強い

「自分には合わない」
辞める理由は簡単に見つかるけど、「なぜ自分はこの仕事を選び、続けているのだろう」と考えるとき、理由はそう簡単には見つからない。

これを見つけることが出来れば、強い意志を持って行動し続けることが出来ます。

諦めたときに、人生はそこで終わるという気持ちで前に進んでいきましょう!


いかがだったでしょうか?
また、他の書籍もまとめていこうと思いますので、次回もお楽しみに!

ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?