Netflix監視資本主義デジタル社会がもたらす光と影
皆様、こんばんは。
連休前、連休中とnoteをさぽっております。
今日は、子供が早く寝たため久しぶりにNetflixを視聴しました。
『監視資本主義デジタル社会がもたらす光と影』
まぁ、なんとなく何が言いたいかは、わかっていましたがその通りの内容でした。
では、ちょっと内容を。
この言葉から始まります。
"Nothing vast enters the life of mortals without a curse."
偉大なるものを全て呪われている
ソフォクレス
このドキュメンタリーには、Google、Facebook、Twitter、Firefox、YouTubeなどで働いていた人が問題提起。「いいね」を発案した人物など。
その中でもある人物の証言や行動にフォーカスされており、その人は、倫理デザイナーであり、Google在籍中に燃え尽きてしまったと話をしていた。
この方以外の方は、こんな感じでした。
・Googleを倫理的な悩みで退職した人。
・最初は、世の中に良いことをしていると思っていた人。
・意味のあることが起きたことは、起きたと感じている人。(ここは、みんな同じような考えです)
SNSの良いところは、沢山ある。新しい時代を創造。
問題があるとすれば
「精神の健康とSNSの因果関係」
「電子機器中毒」
「フェイクニュース」
「ロシアの広告」
「SNSが子供たちを鬱にしている」
印象的だったのは、「SNSは、子供たちの使用をイメージして作ったものではなかった」とのコメント。なので、巨大テック企業のあるあるとして、自身は使うが子どもには使わせない。スティーブジョブスが自身の子供にiPhoneを与えなかった話なども有名。
「監視資本主義で情報時代から偽情報時代に変化している」
ここからは、観ながらメモした箇条書きです。
・中毒性がある。この問題に誰も向き合おうとしていない
・50人の白人が20億人を動かしてしまった
・Facebook、最高なサービスだった。金儲けも順調だった
・Facebookの儲かる方法を考えるのが仕事だった。マネタイズ
・テック業界、始めは、製品とサービスを売っていたが、ここ10年においては、ユーザーを売っている
If you're not paying for the product, them you are the product.
タダで商品を使っているなら君がその商品だ
・Googleは、ただの検索エンジンではない。Facebookは友人の日常や写真を見る場所でもない。これらは人々の関心を得るために競争している。Facebook、Snapchaa、Twitter、Instagram、YouTube、TikTok、Google、Pinterest、Reddt、Linkedin。全てが人々を画面に釘づけにするビジネス。
・どうすれば最大限に人の気を引けるかを研究する
・何時間使わせられるか
・どれくらい人生をもらえるか
・無料だと思っているサービスは、無料ではない、広告主に支えられている
・広告主がお金を払うのは、広告を見せるためだ
・我々の関心事を商品として広告主に売る
It's the gradual, slight, imperceptible change in your own behavior and perception that is the product.
行動や物事に対する認識が変わっていく過程。それが商品
・商品といえば、それしかない。商品と呼べるようなものはそれしかない。儲けられるのはそれだけ。
・人の行動を変える。考え方も君自身も。緩やかに変わっていく。その変化に自分自身も気が付かない。それができてしまうのでSNS。
・1千万ドルで世界を1%だけ君が望む方向へ変えられる。当然金にもなる
・全てのビジネスが描いていた夢でもある。広告を掲載すれば効果が出ると保証できる。「確信を売るビジネス」
They sell certainty. You have to have great predictions. You need a lot of date.
そのビジネスで成功するには、予測に長けていないと。予測をするために必須となるのは、大量のデータ
・監視資本主義社会というのは、巨大テック企業が全てを追跡し、そこから収益を上げること
・彼らのビジネスは、広告主を成功させること
・新たな市場の誕生。今まで存在しなかった市場。そこは人々を先物として取引する市場。豚肉や石油の先物取引と同じ。大規模でなおかつ人を取引する市場が存在し、これらの市場から兆単位の収益が生みだされる。
・ネット企業は人類史の中で最も成功した企業になった
・オンラインで行うすべての行為は、監視され計測されている。全ての行動が監視され記録されている。何を見ているか閲覧時間はどのくらいか。閲覧時間も対象。
いつ寂しさを感じ
いつ鬱になるのか
いつ別れた恋人の写真を見るのか
夜中に何をしているのかも全て分かる
行動履歴 性格診断
内向性か外向性かノイローゼの内容や性格も
・想像を絶する量のデータを巨大テック企業は持っている
・無料で提供しているこれらのデータは、人間が監視することなくシステムに流れて、我々の行動パターンをより正確に予測する
・情報を売買すると思われがちだがFacebookは、情報を渡さない
・情報をどう使うか。人々の行動を予測するモデルを作る
・最強のモデルが勝つ
・閲覧速度が遅い、平均利用時間になれば、そこに広告を投下、その他の時間は、広告量低下させる。反応が悪ければ、他の広告を投下。画面の向こう側に自分のアバターでも持っているような状況。過去の行動やクリック履歴、閲覧動画や”いいね”これらが集まってより正確な予測になる。
・このモデルがあれば人々の行動を予測できる
テック企業には3つの目標がある
・まずは、投稿への反応率だ、利用時間が増える
・次に成長目標、何度もサイトに来てもらい、友人を招待させる
・そして、最後は、広告目標。広告で儲けるために確実な手を打つ。アルゴリズムが裏で支える。全ての数値が上がるように、何を見せるか決める。
・ここには、顧客/ユーザーのためではない。広告主からの広告費のためにアルゴリズムを使って、リコメンドするのみ。ユーザーのためではない。ここがポイントです。ただ全ての企業がそうではない。本当にユーザーに必要なモノをリマーケティングするブランドもある。ただ、広告は、1つのBrandやメーカーだけではない。様々な誘惑をあの手この手で仕掛けて操作をしてくる。
現在の人間関係はオンラインが優先される
・特に若い世代では顕著。
・こんな世界だとズル賢い第三者が介入し、カネを出して人とのつながりを操作する。これで収益が発生する。
・SNSによって所属感や意思疎通の方法が操られ、操られたものしか知らない、そんな世代を作り出されてしまった。
我々の行動はSNSによって決められてしまう
Any sufficiently advanced technology is indistinguishable from magic.
十分に高度な技術は、魔法と区別がつかない
ある程度SNSを理解している人は、自分自身が情報をただで提供しており、自分自身が商品と化していることはわかっていると思います。
でもわかっていてもあまりそこまで大きな問題としては、考えれられない。
しかしながら、冒頭に書かれたように50人が20億人を動かしてしまう、操作できてしまうのがSNSの怖さ。内戦勃発などが考えられる最悪の自体。
2017年の映画ですがこの「ザ・サークル」もSNSに警告をしているような映画です。観たことが無い方は是非。
SNSの使い方を再び考えさせられるような内容でした。
SNSを使う人は最低限の知識としていれておいた方が良いと思います。
『Never too late-人生に遅すぎることはない-』
日々精進
最後に。(大切です、毎回言います)
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読了ありがとうございました。
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