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文学フリマ京都7、御礼&反省点

1月15日の文学フリマ京都7、無事に終わりました。
ブースにお越しいただいた皆さま、お買い上げくださった皆さま、Twitterの宣伝をリツイートしたりいいねしてくださったり、遠くから応援してくださった皆さま。
ありがとうございましたー!!

新刊『小さな怪異の物語』、既刊『人形参り』その他、無事に旅立っていきました。
今回の販売数は、ちなみに…

『小さな怪異の物語』14部
『人形参り』10部
『黄昏奇譚集』1部
『怪奇幻想短編集 反魂抄』2部
『カム vol.20』1部

というところでした。
お買い上げくださったのは、文フリのたびにいつも来てくださる方、Twitterの相互フォロワーさん、見本誌コーナーやブースでの立ち読みからお買い上げいただいた方、同じく文フリに出展していた友人知人など、さまざまです。

本が売れたのはもちろん嬉しいのですが、ブースにお立ち寄りくださった方々とちょっとしたお話ができたのもとても楽しかったです。
中には、お買い上げいただいた本をすぐにお読みいただき、「さっきの本、良かったです!」とわざわざ言いに来てくださった方もいました。

こうした生のやりとりができるのは対面のイベントならではの良さですね。
準備や店番は大変だけど、これだから文フリはやめられない…。

さて、反省点もいくつか。
次回以降のために、ざっと振り返っておきます。

反省①会場入りが遅れてしまった
よんどころない用事(町内会の清掃活動…)により、会場入りが遅れてしまいました。
12時前に到着し、設営が完了したのが12時15分くらい。
もうお客さんが大勢入っている時間帯にばたばたと準備をすることになり、両隣のブースの方々や近くのブースを見ている方々にも迷惑をかけてしまったと思います。

また、一番に買いに来てくださった方が、
「さっきはおられなかったので、今日はお休みかと思いました」
とおっしゃっていたのも、申し訳なかったです。あきらめずにもう一度見に来てくださり、ありがとうございます。
もしかしたら他にも来てくださっていた方がいたかもしれないと思うと、それも残念。

やはり文フリへは余裕を持って到着し、開場時刻には準備万端ととのえておくのがベストですね。
もし次に町内会の用事とかぶることがあれば、何とかして回避したいと思います…。

反省②表紙はやっぱり綺麗なほうがいい
今回の新刊『小さな怪異の物語』はこちらです。

モノクロ表紙

今回、印刷会社に入稿する時間がなかったために、コピー本になりました。
表紙は頑張って自分で作成したのですが、いかんせん、デザイン方面のセンスがちょっと…。
(いつもは印刷会社さんの表紙テンプレートを利用しています。しまや出版さん、たくさん表紙の種類があって良いですよ)

中身には自信がありますし、文フリではこういうコピー本もたくさん販売されてますから、まあ大丈夫と思っていたのですが。

やはり、お客さんの目に止まりにくいー!
前回、カラー表紙の冊子ばかりを並べていた時に比べ、前を歩いていた方が「おっ」という感じでこちらに目を向け、冊子を手に取ってくださる…という流れが少なかったように感じました。

前回の文フリ京都

もちろんブースの位置の違いなどにもよるでしょうし、一概に表紙のせいだけではないかもしれません。
が、やはり自分自身でも、綺麗で色鮮やかな表紙の本のほうが作ったり売ったりしていて楽しい…。

次回は余裕をもって原稿を準備して、綺麗な冊子に仕上げよう、と思いました。

そしてこんなコピー本をお買い上げくださった方々には、あらためて深く感謝です。
(中身はしっかり書いているので、ガッカリさせてはいないはず…!)

反省③フリーペーパーを配りたかった
フリーペーパー。これも今回、時間がなくて作れなかったのです。
でも、やはり作ったほうがよかった。
そして配りたかった…。

今回の文フリ京都、過去最多の入場者数だったそうです。
体感としても、お客さん多いなー!人の流れが去年とは全然違う!という感じでした。
が、そのたくさんのお客さんが自分のブースに立ち止まってくれるかというと、それはまた別問題。
足を止めてもらい、さらに冊子を手に取ってもらう、というのはなかなかハードルか高いです。

私もお客側になって見て回りますので、
(買うかどうかわからないから、ブースに近寄りづらいな…)
と思ってしまう気持ち、よくわかります。
そんな時に役立つのがフリーペーパー。

「良かったら、フリーペーパーだけでももらっていってくださーい!」の一言で、ブースに近づくハードルがぐんと下がります。
隣近所のブースの方々がフリーペーパーをにぎやかに配ってらっしゃるのを見ながら、なんでアレを作ってこなかったんだ私は…と反省しきりでした。

次回こそ、スケジューリングをちゃんとして、掌編の載ったフリーペーパーを配りまくりたい!と強く思います。

本が売れなくても楽しい、でも売れたほうがもっと楽しい文学フリマ。
今回の反省点もろもろを踏まえ、お次は2月26日(日)、文学フリマ広島に出展します。
広島に初遠征!

広島やその近辺の皆さま、どうぞよろしくお願いします。

(了)



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