【きついけど、短時間しかない状況でのトレーニングにおすすめ!中距離の理論も勧めたい!90%~100%Vo2maxの世界】

きついけど、短時間しかない状況でのトレーニングにおすすめ!中距離の理論も勧めたい!90%~100%Vo2maxの世界】

今日は夕方予定されていたお仕事がキャンセル。ひさしぶり何もない1日です。

空いた時間を使ってランをしました。

4km+2km=6km。

イメージとしては自分の乳酸作業閾値(LT)ペースである、70%Vo2max、キロ3分45秒~4分で入り、段々とペースアップしていきながら最後の1kmは90~100%Vo2max、キロ2分半で頑張る という感じです。

Vo2maxとは最大酸素摂取量の事。1分間で身体にどれぐらいの酸素を取り込めるかを示す値です。

諸説ありますがこの数値が高いほど、持久系スポーツでは記録更新に近いと言われています。おそらく限界近くまで引き上げることで血管が拡張したり、心筋に刺激が入ることで酸素をより効率よく体に送りこめるようになり、エネルギー代謝・乳酸除去能力が高まる=速いペースでも走れるという論理です。800mや1500mの選手が主にやるトレーニングですが、他のランナーにも有効だと思います。

ただし、当然トレーニングの理想としては、極端ですが100%Vo2max、つまりレースペース以上で走るトレーニング強度になることが求められます。心拍数も高くしないといません。血中乳酸も高まるので、終わったころにはヘロヘロです。やるには勇気がいります。

段々と心拍数を漸増させ、最後は、
心拍数199~200、ペースはキロ2分20~30前後で最後の1kmは走れました。きつくて吐きそうですが、達成感はすごいですよ!(笑)


かなり負荷が高いので、蟹沢個人としては1本~2本だけで十分力を引き上げる有効な練習だと思います。

画像1

↑今日の結果。心拍計を用いて測定。自分の最高心拍数が大体190前後なので、概ね設定通りの90~100%Vo2maxで最後の3分間(1km)は追い込めたかなと思います。


いつものジョギングに加えてちょっと刺激がほしい練習に挑戦したい方、オススメです。ウォーミングアップをしてからやれば、短時間でもいいトレーニングになると思います。

今後、こうした中距離の理論もランナーの皆さんに勧めたいし、実際にコーチする機会もあればいいな!と思います。ゆくゆくは中距離に投じてくれる選手を育てたいですね!!

(ここらの高校生や大学生は4、5本やるのかもしれないけど、正直やりすぎだと思う。循環器系や神経系やられる!負荷設定よく考えよう!インターバルも全力は間違いよ!)


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