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シングルファザーが別居親を演じて気づいたこと

みなさんこんにちは。しばはしです。
先日公開しました面会交流支援の様子の動画。
こちらの動画でパパ役を演じてくださったのは、実際に面会交流支援のアシスタントとして現場に入ってくださっているシングルファザーのパパ「ゆうきさん」↓


先日、ゆうきさんがスピーチをされる懇親会に参加したのですが、そのときにお話されていて印象的だったのが
「初めて元妻側の気持ちがわかった」という言葉でした。

ゆうきさんは、日頃から面会交流支援にスタッフとして入られているので、他のご家庭の面会交流の様子は目にしているものの、実際別居親側の立場を演技することで、以下の気づきがあったとのこと。

・限られた時間しか子どもと一緒にいられないことに胸が苦しくなった
・子役のお子さんとお別れした後すごく寂しくなって飲まないではいられなかった
・我が家は頻繁に面会交流をしているけれど、子どもとの別れ際はいつも元妻はこんな気持ちになるんだろうなと相手の気持ちをわかる機会になった
・子どもと一緒に暮らしていると日々大変なことも多いけれど、一緒にいられることは当たり前のことではない 
・すべての人やできごとに「感謝」しか生まれてこない!!!

そして、演じる機会があって本当によかったとおっしゃっていました。
このスピーチを聞かれた方々みなさんが、ゆうきさんの気づきに感銘を受けて泣いている方もいらっしゃいました。


今では共同養育に前向きなゆうきさんですが、離婚直後は元妻さんへのわだかまりから後ろ向きだったそうです。インタビュー動画はこちら。


今回、ゆうきさんのスピーチをお聞きし、私自身ゆうきさんがこのような感情をお持ち帰りになったことを初めて知りました。
そして、同居父さんに別居父さんの役をお願いしたことによる化学反応でヒントが!
相手側や子どもの立場を演じ合えるようなワークショップをやって自ら何を感じたか体感することが一番の気づきになるのではないかなと。思考をめぐらせる旅に出ます。

離婚して夫婦は解消しても親同士の関係は続きます。離婚するほどん関係ですからそんな簡単なことではないけれど、子どもを真ん中にどうやって親同士の関係をつくりあげていくのか、そこには、子どもの気持ちはもちろんですが、最低限でも相手の気持ちを理解する行程も必要。
感謝の交換ができた方が親自身も楽になりますし、子どももそんな親の関係を見れば神経をすり減らすことなく安心するのではないでしょうか。

子どものため、自分自身のために争わない共同養育に向けた気持ちの整理。
りむすびでは気持ちの面での伴走を行っています。おひとりで悩まずご相談くださいね。


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