十勝・新得共働学舎の春
新得共働学舎では、1978年の入植から42年の間、農薬・化学肥料に頼らずに元気な土と野菜を育てています。
薬を使わないのは何故か?
子ども達と畑仕事をしている時、それは語らずともわかります。
学舎の子ども達も、日に日に成長しています。
今年は、子ども達が種蒔きの主役に。
初めての子に教える様子から、年齢割の学年分けでは得られない自然な社会学習ともなっています。
雑草取りは、昼食時間にもやめられない楽しさもあるようです。
でも、手を動かし始めると楽しさを見つける名人なのですが、始まるまでが文句の連続w
ブツクサ言いながらも一人で頑張って蒔いていた子は、
その小さな種が育ち発芽した朝に何を感じたでしょう?
本当の自然と向かい合い、
必要なモノとは何なのだろう?
この方法で良いのだろうか?
今するべき事、出来ることは何か?
何の為に?
いつも様々な問いと共に暮らしています。
こちらは大人達の種蒔き風景。
目の輝きは、子ども達とおんなじです。
「元気に育てよ〜」と、一粒一粒優しく大切に蒔きます。
さぁ、北海道の短い畑作期に向けて新得の共働学舎は動き出しました!
年々変化する厳しい気候に、どう対応して、どう野菜と共に子ども達も大人達も成長していくのでしょうか。
仲間と一緒に育てた野菜を頬張る日まで、大変なこともあるけれど、とっても楽しみにしています。