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Oratio IX ✳︎ I-no-ri 9 ✳︎

" Oratio IX (I-No-Ri 9)"  副題:数秘の世界(the World of Numerology)

Oratio Seriesの最後、10曲目の曲です。
昨年、引っ越しをしてから創作に取り掛かりました。

楽曲としては、AーBーA‘ 形式で、以下の5種類の声部が登場します:

1.  マントラ(般若心経)→ A(途中から徐々に聞こえてくる)、A'
2. チャンティング→ A(冒頭〜)、A'
3. ブルガリアン・ヴォイス(コーラス)→ A(終盤〜)、A'
4. クラシックスタイルの発声によるカント(歌)→ A(中盤〜)、A'
5. シンセサイザー音源のコーラス→ B

1、2、4は、自分の声を録音したものです。
(ちなみに4. は、「歌」というよりは...「咆哮」?かもしれません)。
それぞれ発声法を変えて録音していったのですが、これがなかなかの作業でした。

昨年5月半ばに引っ越して。
しばらくヘタってから、マイDAWスペースを決めて機材を設置。
(このDAWスペースの設置だけで 2、3本は記事が書けそうですが
それはまた、別の機会に…)。

マイクを何処に設置するか…    これは割とすんなり決まりました。
で、マイクからどれくらい離れて声を出すか。
これは…  立ち位置を決めるのに、何度も実験をしました。

発声法によって、(マイクからの)立ち位置が違うであろう事は 
もちろん想定内でした。
実験開始時は、まだ喉が完全には開いておらず
とりあえず 声を出しやすいパートから録音していtたのですが。

4.のクラシックスタイルの発声法での録音が、なかなか難しく。
普通に上手に歌えばいい、とはいかない…   のです。
特にダイナミクスが大きくかかる箇所は、途中から音が割れてしまう。
音量が小さい分には、何とかなるけれど
(でも最低これくらいは確保しておきたい、というのはある)
割れてしまった声は、音源としては使えない。

なので、本当の録音とは別に、仮録音の日を設け、
事前に検討をつけた、キーになるフレーズを録音し(諸々の条件と共に)
声の波形を見ながら音声を聞き、音源として使えるか使えないかチェック。
上手くいったら、そのままGo!

でも割れちゃったり、小さ過ぎたら調整(主に、立ち位置ですね…)。
これくらいの音域で これくらいの音量であれば、ここに立つ。
これより高い音域であれば、音量に関係なく、最低ここまで離れる、等々。
なので、一気に通しで歌えないパートもあります。

で、だいたい上手くいったら、次の日に録音… と。
これの繰り返しでした。
もう1人、自分がいたらどんなに楽だろう〜  と思いながらも
元々が実験好きではあるので、面白いと言えば、面白かったです。
(でも、ミックスは大変でした…)

そんなこんなで 自分の声で実験に実験を重ねた末に出来た曲。 
" Oratio IX (I-No-Ri 9)" です↓

あ、副題の「数秘」について、全く触れていませんでした…

数秘については、また別の回で書こうと思います。
(多分、それだけですごいボリュームになりそうです)。

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最後まで読んでいただき、有り難うございます♪

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