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JR遅延と運転取り止めに学ぶサバイバル術 #025

私、夫、長女の通勤通学に欠かせないJR神戸線。
私も夫も会社が大阪なので、神戸の西の果てから大阪まで向かうのに、新快速の速さには常にお世話になっている。
が、このJR神戸線、何故だか頻繁に遅延や運転取り止めが発生するのだ。
6月も信号トラブルなどで数日影響を受けた。

今はテレワーク中心のため被害を受ける頻度は減ったものの、6月のとある出社日。
大阪から帰ろうとしたら、JRの電光掲示板がピカピカ光っている。。
嫌な予感。。。JR全線運転見合わせ!?
「なぜ出社日に限ってこんな事態に、、、」と久しぶりに絶望感を味わった。。
こういった場合、これまではJR以外の鉄道を乗り継いで帰宅する手段をとっていたが、これだと片道2時間以上かかる。この日も、人の波に流されながら、阪急電車にたどり着いたものの、「待てよ。何か前に夫が話してたな、、」と思い出した。
JR在来線が使えないときは、新幹線に乗り換えるのが結局のところ最善策!!
と。慌てて踵を返し、地下鉄を使って新幹線の新大阪駅に向かうことに。
結果、待ち時間ほぼなく、下りの新幹線に乗れたため、ロスタイムはほとんどなく帰宅できた。

久しぶりの新幹線。せっかくなので記念撮影^ ^

帰宅してほっとしたのも束の間、高校から帰宅中の長女からLINE。
動いてると思って乗ったJRの電車の動きが怪しくなり、しまいにはパッタリ止まってしまった模様。

我が家は田舎暮らしのため、どこに行くのも車移動が当たり前。4月から電車デビューしたばかりの長女は、電車が止まるという非常事態に右往左往。
「○○駅で一生止まってる、、、」
「山陽に乗り換えもできるみたいやけど、どこか分からん」
「動き始めるかも」
「あー、またしばらく見合わせるって、、」
等々、やり取りするも、結局JRは動かず。
最終的に山陽に何とか乗り換えて(一旦逆方向の山陽電車に乗ってしまい引き返し、、)、遅れて帰途についた夫と途中で合流し、最後は2人でタクシーで自宅まで帰ってきた。
18時前に高校を出て、ヘトヘトになって帰宅したのは21時を過ぎていた。。

電車の運転見合わせ時に、どう動くのが正解か。
大人の私でも、毎回悩む。
車内アナウンスに耳を澄ませ、スマホで情報収集し、周囲の人の動きも観察したりもする。けれど、こういった場合、車内アナウンスも刻々と内容が変わるし、乗客の目的地も様々であり、自分にとって何が最善なのか周辺情報を鵜呑みにはできないのだ。
止まった場所、目的地までの距離、急ぎ具合など状況に応じて、都度自分で「これで行こう」と判断して動くしかない。

この経験を教訓に、「もしも通学中にJRが止まったら」について長女と話し合い、平常時から備えておけることをピックアップ。
・代わりに乗り替え可能な電車を調査
・予備の現金を持っておく
・定期に余分にチャージしておく
・帰りは、とりあえず一駅でも西に進むことを最優先で考える(最終的に車で迎えにいけるから)

この日以降も、何度か通学時間中に運転トラブルに見舞われている長女。
その都度、"また止まった!"と連絡が入るが、何とか切り抜けて辿り着けている。
私にできることと言えば、母ちゃんホットLINEの窓口を常に開けておくことくらいなんだけど。笑

中学生の頃は彼女が電車に1人で乗って通学するなんて考えられなかったけれど、トラブルに見舞われながらも少しずつサバイバル術を体得していっている様子が頼もしい今日この頃。
ハハはいつだって応援隊。フレーフレー!

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