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パンドラの箱を開けるのは誰〜石鹸彫刻〜

8月30日(水)

雲は多いけど青空は見える
気温は相変わらず高い

11月のおとな美術部文化祭
今年のテーマは"辰"

部長が昨年から会場探しに奮闘してくれて、今年は福岡市内で開催することになった
部員としても気合い入れて作品を揃えたいところ

告知&宣伝用に画像を送らなければならない
〆切は8/31
もうギリギリ

もちろん龍を彫ろう‼︎と決めて
昨年末から気持ちは乗っていた

気持ちはね、、、

イメージでは刺青とか、墨絵、木彫で見るちょっと怖めの生きもの

検索しても出てくるのは同じ
迫力ある目力、ワニのような口から見える牙、鋭い爪、殺気立った怖さもある

偶像化された龍は様々

自分の中では、恐ろしいとか、強い、厳しいというイメージは払拭したかった

女性的なイメージ
しなやかで、美しく優しいイメージ

デザインしてみる

恥ずかしいほど絵心がない
ムズっ

顔だけで心が折れそう

ネバーエンディングストーリーのファルコンみたいになった

違う違う、そうじゃない

もっとスマートにしたい‼︎

何度も書いては書き直す
これが何ヶ月も続いた


相変わらずデッサンは上達せず

インスタのカービングアーティストに中国の野菜彫刻の本を教えてもらう

詳しく尋ねるとAmazonで買えるとのこと

早速注文
中国から1週間弱で届いた

人参で彫られた龍は見事なもので
惚れ惚れする

これを如何に自分流にするか、、、

お盆を過ぎていざ、作業

まずは頭から挑戦

立体となると難しい
上下左右、何度もバランスを見て進める
下から見ないとわからない顎の裏も彫っておく

何とか龍に見える、、、かな

そして
残りの石鹸で体を彫っていく

繋がりを考えながら
数ブロックに分けて彫る

途中で気付く
手足忘れてた!

手だけでも、、、と残りの石鹸で彫ってみたが、なんか不恰好

爪まで彫るには石鹸が柔らかすぎる
次回は胴体と一体化して彫ることにしよう

この辺りで
仕上がりイメージが固まってくる

額装にするつもりが、
思いのほか龍が大きくて収まりきれない

て事は、箱しかない

「決して開けてはいけません」と
言われると開けたくなる

パンドラの箱に
龍を閉じ込めた

まだまだだなーーーーーーー

また作ろ!

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