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<第22回> 外資系に転職すれば、英語が上手になれますか?


こんにちは、安斎響市です。


今日いただいた質問は、

安斎さんは、外資系で働いたから英語が得意になったのでしょうか。英語力向上のために手っ取り早く外資系に行くのはお勧めしませんか?

 というものです。


※この週刊連載:安斎響市の「転職相談室」(毎週土曜日更新)は、マシュマロというツールで募集した匿名の質問に対して、安斎響市が、徹底的に真面目に答えていくという企画です。

かなり込み入った質問や、人生相談のような投稿も多く、Twitterで140文字だけの回答だと私の意見を説明しきれないため、毎週1問、このnote記事で徹底解説していきます。

質問の投稿は、こちらから


最初に答えておくと、私は外資系で働いたから英語が得意になったのではなく、英語が得意だったから外資系に採用されたと言った方が正しいです。

私の外資系企業入社までの経緯を振り返ると、大学時代にTOEIC 950点を取得、日系大手企業で海外営業・海外駐在を経て、他の複数の企業で海外関連実務の経験を合計6年以上積んでから、転職で外資系企業に入っています。



既に英語のスキルが身についている方は、外資系に転職することで、年収も待遇も大幅に上がり、自分の人生が一気に拓ける可能性があると思います。


しかし、「英語力向上のため」に手っ取り早く外資系に行くという考え方は全く賛成できません。

詳しく説明しましょう。

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