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【25卒/26卒 就活】学歴なしでも「大企業」の内定を得るために、今できること


こんにちは。安斎響市です。

今日は、大学生の就職活動について、書こうと思います。



就活は、辛く、厳しい戦いです。
就活中に病んでしまう学生も多くいると聞きます。

就活は、本当に理不尽です。
毎年変わるスケジュール。分からないことだらけの毎日。

時間とお金の浪費。
どこにあるのか分からないゴール。


「新卒カード」を使えるのは、一度きり。

海外みたいに、やり直しは効かない。ここで、「とりあえず親が勧めるから市役所」「教育学部だから教員」、みたいな安易な選択をすると、近い将来、全部自分に跳ね返ってきます。下手をすると、この就活での「失敗」が、今後一生自分を苦しめることになります。


そして、最初にはっきり言ってしまうと、就活の半分以上は、「学歴」で決まります。理不尽だと思うかもしれませんが、仕方がありません。大手有名企業には毎年たった50人とか100人の枠に、何万人という就活生が応募します。その全員を一人一人面接することなどできませんし、全員ビジネスの経験が無い大学生なので、何を基準に評価をすればいいか企業側も四苦八苦しているのです。

敢えて言えば、最もフェアな基準が「学歴」です。ある意味、「顔」や「年齢」などで評価されるよりも、よほどフェアだと言えます。



なぁんだ、結局、学歴か・・・

そう思った方、あきらめるのは早いです


私は、地方の名もない大学の学部卒で、偏差値は50程度、つまり平均値です。お世辞にも高学歴などとは言えません。
しかし、そんな私でも、新卒の就職活動では、就活期間たったの3か月で、誰でも知っている複数の有名企業の内定を獲得し、そのうち1社に入社することができました。大手企業の看板を武器に何度か転職し、30代になった今も、外資の某有名企業で働いています。


この記事では、東大や京大、早慶上智みたいな高学歴エリートではなく、「えーと・・・それって何県にある大学でしたっけ?」と言われてしまうような圧倒的学歴不足の「就活弱者」が、どうやって就活を勝ち抜くか、という弱者の戦略について語っています。


合計3万字以上。長いです。濃厚です。
弱者が「学歴というハンデ」をはねのけて、高学歴の就活ライバルたちに勝つのは、そう簡単なことではありません。色々と語らないといけないんです。


この先に書いていることは、恐らく、その辺の就活マニュアル本や、就活対策ウェブサイトでは一切触れられていない、ものすごい「ぶっちゃけた話」ですし、企業の人事の人とかに見られたらたぶん怒られるので、就活中の大学生以外の人には買わないでほしいです。笑



かつて、「最悪の就職氷河期」と呼ばれた2010年の就活で、偏差値50の地方大学の学部卒でありながら、某大手自動車メーカー、某大手素材メーカー、某大手家電メーカー、某大手産業機械メーカーなど合計「5社」の大手企業の内定を獲得、

その後、4回転職して中途採用の面接も何十回と受け続け、現在、30代前半で外資大手IT企業の部長職として採用面接も担当している私が、強く強く信じている、「就活弱者」が内定を勝ち取るためのヒント①~⑩です。


さあ、それでは始めましょう。


※2022年9月 追記

この記事の中の、④ 内定を確実に得るための「応募企業の選び方」 /  ⑩ 大企業の内定を得る「一番簡単な方法」について、もっと詳しく教えてほしいという声が多数あったので、補足の記事を書きました。

こちらも読んでみてください。



① 就活について本やネットで調べれば調べるほど、「内定」は遠ざかっていく

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まず、一番基本的なことを言います。


「就活マニュアル本」「就活対策ブログ」などを次から次へと読み漁って、就活対策の情報を集めまくるのは、やめたほうがいいです。

本当に、沢山の就活生が、日々「就活テクニック」の情報を必死で集めていますが、はっきり言って、無駄です。


もちろん、こういう本、1冊か2冊くらいは読んだ方がいいですよ。最低限の知識として。読まないよりは絶対に読んだ方がいいです。

ただ、これは大学受験の勉強じゃないので、本をたくさん読んで勉強して、Google検索で調べまくって「就活」に関する情報を集めれば、内定が出るわけではありません。それは時間の無駄です。

言うまでもありませんが、内定を獲得するためには、自分が企業から見て「採用したい」と思われる人材になること、自分が「そういう魅力的な人材である」とうまく伝えることが、何よりも必要です。

それなのに・・・ 本をたくさん読めば読むほど、Google検索やTwitterで調べれば調べるほど、あなたは「内定を獲得できる人材」からどんどん遠ざかっていきます。なぜなら、本屋やAmazonで売っている売れ筋の就活対策マニュアルや、Google検索の1ページ目に引っかかる人気の就活情報サイトや、Twitterで沢山のフォロワーがいて就活生に人気のアカウントは、日本全国のありとあらゆる大学の何万人もの就活生が同じものを見ているからです。

誰でも簡単に見つけられる情報を、片っ端から頭に突っ込んだところで、あなたの「人材としての魅力」は決して上がりません。ありふれた就活知識でガチガチに武装した「就活小僧」みたいになるだけです。



新卒一括採用の一番怖いところは何かというと・・・

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