見出し画像

<第3回> 「休職」や「早期離職」を、履歴書や職務経歴書に書かないとダメでしょうか?




こんにちは、安斎響市です。



今日いただいた質問は、


適応障害で休職しました。これから転職活動をしようと思っているのですが、「休職していたこと」について職務経歴書に書くべきか、面接で伝えるべきかどうか、など安斎さんの見解を教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

というものです。


※この週刊連載:安斎響市の「転職相談室」(毎週土曜日更新)は、マシュマロというツールで募集した匿名の質問に対して、安斎響市が、徹底的に真面目に答えていくという企画です。

かなり込み入った質問や、人生相談のような投稿も多く、Twitterで140文字だけの回答だと私の意見を説明しきれないため、毎週1問、このnote記事で徹底解説していきます。

質問の投稿は、こちらから




転職活動に臨むにあたって、やっぱり「都合の悪いこと」ってありますよね。

誰でも多少はあると思います。

人間、誰しも、真っすぐに潔白に、何のツッコミどころもなく寄り道もせずにキラキラして100%綺麗な経歴、というのは、なかなか歩めるものではありません。


自分が不利になる内容も含めて、履歴書には全部包み隠さず書かないとダメなのか・・・???

最初に答えを言ってしまうと、「No」です。全部正直に書く必要はありません。

ただし、「書かない」にしても一定の注意は必要です。少し詳しく説明します。

ここから先は

2,433字
この記事のみ ¥ 300

サポートいただいたお金で「餃子とビール」を購入させていただき、今後の執筆活動に役立てたいと思います。安斎に一杯おごりたい方は、ぜひサポートをお願いいたします。