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<第17回> ベンチャー企業に転職するのは危険ですか?


こんにちは、安斎響市です。


今日いただいた質問は、

安斎さんはベンチャー企業への転職をどう見てますか?

年収やキャリアアップに繋がるなら企業の規模感は関係ないという声もありますが、危ない橋は渡るべきではない、という声もあります。
安斎さんのベンチャーに対する考えを見ることがなかったので、ぜひどういうスタンスや考えなのか教えていただけますでしょうか?


 というものです。


※この週刊連載:安斎響市の「転職相談室」(毎週土曜日更新)は、マシュマロというツールで募集した匿名の質問に対して、安斎響市が、徹底的に真面目に答えていくという企画です。

かなり込み入った質問や、人生相談のような投稿も多く、Twitterで140文字だけの回答だと私の意見を説明しきれないため、毎週1問、このnote記事で徹底解説していきます。

質問の投稿は、こちらから



確かに、私は普段あまりベンチャー企業の話をしません。


自分のキャリアが、

・新卒入社:日系大企業(5年)
・転職①⇒ 日系大企業(1年)
・転職②⇒ 日系中小企業(1年)
・転職③⇒ 外資系スタートアップ(3年)
・転職④⇒ 外資系大企業(2年~現在に至る)

なので、主に、大企業の経験が長いからですね。


「大企業」「ベンチャー企業」のどちらが良いかは人それぞれ適性があるので何とも言えませんが、実は、私は個人的にはベンチャー企業で働く方が好きです。

前職の外資系スタートアップで働いていた頃の「仕事の楽しさ」が、今でも忘れられません。条件さえ合えば、2~3年以内にまたベンチャー企業に移りたいと思っています。(先日もスタートアップの面接に行ってきたところです)


ただし、今日の質問内容にもある通り、確かに、ベンチャー企業への転職は「危ない橋を渡る」行為です。


この記事では、

① ベンチャー企業に転職する「メリット」
② ベンチャー企業に転職する「デメリット」
③ 「入ってはいけない」ベンチャー企業の特徴


について、説明していきます。

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