子どもの順応力の高さ

明日5月15日は息子の1歳の誕生日。
同時に1年間の育休も終了し、明日よりついに配属となる。

1年間の育休といいつつも、産後6週間の産休の後に育休がはじまっているので、実質は1年の育休ではないじゃないかと思うがそんなこと言っていても仕方がない。決まりは決まりだ。
コロナを受け入れている病院のため育休延長も希望したが、受け入れられず上司と少し仲違いしている。(この話はまた後日)

復帰と同時に息子は院内保育にいくために、8日から慣らし保育を始めた。

1日目は2時間、2日目は4時間、、と徐々に預ける時間を延ばしていく。

息子はなんといってもお母さんっ子。
トイレに行くだけでもこの世の終わりのようにゆかに突っ伏して泣きわめく。
寝るのは私の抱っこでないと寝れず。
ぐずると夫の手に負えない。
そんな毎日を過ごしていたため、1週間で慣れてくれるのかとても心配していた。

1日目、2日目はたった数時間だったが、迎えに行くと泣きすぎて誰かわからないくらい目を腫らしていた。

申し訳ない気持ちでいっぱいになり、2人で泣きながら帰った。

しかし3日目ドキドキしながら迎えに行くと抱っこはされているものの、泣き喚くこともなく遊んでいるではないか。
4日目は知恵熱なのか熱発したため1時間ほどですぐに引き上げたが、6日目の今日は抱っこもされずにおもちゃで遊んでいた。

あんなに泣き喚いてたのに、数日で順応できる息子を尊敬する。
病院は一緒なのに、異動になっただけで、いつまでもうじうじしている自分が情けなくなった。

ただ、ここ3年で結婚、引越し、妊娠、出産、離婚騒動、上司とのトラブル、異動と様々なイベントを経験しストレス点数が高いのだ、と言い訳をする。笑

慣らし保育中、一年以上ぶりに誰もいない部屋で1人きりになり、あれ、こんなに静かだったっけかと感じた。3人での生活に限界を感じていた1LDKのアパートの部屋も広く感じる。
息子によって散らかされたおもちゃだけが不自然に転がっている。
誰にも何にも縛られずゆっくりと時間が過ぎていくのがこんなに贅沢に感じる日が来るなんて。

1人で過ごしていると、結婚して、夫がいて、ムスコがいてという生活が夢だったのではないかとまでも感じる。
結婚生活、育児を経験し、
"こんなに辛いなら誰か教えておいてよ!幸せなところばっかり見せてないで!"
とまでも思っていた程辛いことばかりだったこの一年。
今も独身時代が恋しいけれど、結局人間は無い物ねだりだ。経験してみないとわからない。
(結婚、育児の辛かった話はまた追々)

息子の順応力を見習って明日から頑張っていきたい。

では、また。