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OneNoteに手書きすることで議論を構造化する。

私は今iPad mini+Apple pencil+OneNoteという組み合わせを使っていて、紙のノートは使っていません。

以前の記事に書いたとおり、紙に書くと書きっぱなしになって情報の整理ができない。会社で使っているOneNoteにタイピングでメモを取るとただの箇条書きになって頭が整理されない。そこでApple pencilと組み合わせているのですが、それで何がうれしいのかを書いていきたいと思います。
(なお、紙のノートと比較しているので、他のノートアプリに対して優れているところとは限らないのはご容赦ください)

1.資料に直接書き込める。

OneNoteは印刷ビューで貼り付けることができるので、パワーポイントも、エクセルも表示イメージで貼り付けられます。会議前に準備しておけば、直接Apple Pencilで書き加えられますので、補足することもできるし、改善点もメモできます。

2.ペンの種類が多い。

ぶっちゃけ、ノートアプリの中では多くないと思います。でも、紙のノートの時はボールペン一本。良くても3色ボールペンなので、それに比べれば段違いです。色や太さを選べることはもちろん、蛍光マーカーがあるのは大きいですね。これをどう使うのかは後述します。

3.文字を切り取って動かせる。

一度書いた文字を切り取って動かすことができます。投げ縄で範囲指定して動かすことができるので、追記したいことが出たときなど場所を移動してスペースを作ることができます。これも便利。

4.スペースが無限大。

これも大きいですね。紙のノートだと、スペースがなくなって、次のページに行ったりしますよね。そうすると前のページとのつながりが分からない。OneNoteはスペースが無限につながるので、どこまででも広げられます。かなりストレスフリー。

こういったことができると、最終的に何がうれしいのか。それは

議論を構造化することができる

ということです。
会議ですべての論点が網羅されていたり、階層が整理されていることはほぼありません。都合のいい事象に対し、決め打ちの方策が示されることが多いです。私たちはそこに参加して、きちんと整理できているか、選択肢を網羅したかという議論をしていきます。
あらゆる参加者が思いついたことを発現するので、それをメモしながら、どのように構造化すればいいかを常に考えています。

その時にOneNote+Apple pencilならば、頭の整理がしやすくなります。

・マーカーで上位概念をハイライトする(上記2)
・色分けしてグルーピング化する(上記2)
・資料で抜けもれしている目線を記入しておく(上記1)
・手書きメモを並び替える(上記3)
・論点を線で結び、ツリー上に広げていって構造を整理する(上記4)

といった感じです。
今まで紙のノートでもメモを丸で囲んで線で結んだりしていましたが、ぐちゃぐちゃになります。人に見せられるものではなかったです。
私の字が汚いのは変わりませんが、マーカーでハイライトしたり、グルーピングしたり、ツリー上にすれば、字が多少汚くても大体わかってくれますので、メンバーとのラップアップにも使いやすいです。
OneNoteなのでそのまま共有したり、スクショしてTeamsですぐ送ったり。スピードが上がりました。

議論の構造化の重要性はまたどこかで実例を交えて語りたいのですが、今回は議論の構造化にiPad mini+Apple pencil+OneNoteが効果的だよというお話でした。



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