ウェブ会議時代に最適なイヤホンマイク。
テレワークが増えると、自宅からTeamsやZOOMの会議に出ることが増えましたが、昨今はコロナの影響で仮に会議出席者が全員会社にいたとしても会議室に集まらず、自席からイヤホンマイクをつけてWEB会議でつなぐということが多くなりました。
会社からヘッドセットが支給されましたが、有線接続で会議のたびにいちいち繋ぐのが煩わしかったり、マイクが周囲の声を拾いまくるので、皆自腹で無線マイクを用意するようになりました。
一番人気はAirPods Pro。
いい製品だというのはわかるんですが、、、高いですよね。
正直、もし会社のPCがMacだったら私もAirPodsがいいと思うこともありますが、如何せん会社はWindows10です。機能を使い切れているとは思えないんですよね。
そこで私なりに思考を巡らせて、いま自分でベストと思える製品を見つけましたので紹介したいと思います。
そのベストの製品に出会う前にどんなものを使ってどう感じたか、を説明させてください。
まず、私がプライベート用(=iPhoneとつないで音楽を聴くためのもの)で使っていたものです。
AirPodsと同じ、いわゆる完全ワイヤレスのものです。
これはこれでなかなか良かったです。音質は特筆すべきものはありませんが、耳へのフィット感もよく、タッチセンサの感度も悪くない。もちろんマイクも内蔵。
じゃあこれで仕事でも使うかと言ったら、使いませんでした。それはなぜか。理由は以下の通りです。
１．通勤でiPhoneに接続した後、会社でPCに接続先を変えねばいけない
２．会議がないときはいちいちケースに戻さないといけない
３．左右でペアリングにムラがあり、片方しか接続しないときがある
それぞれご説明します。
１．通勤でiPhoneに接続した後、会社でPCに接続先を変えねばいけない
私は電車通勤なので、通勤時間に音楽を聴くのは必須。だからBluetoothはiPhone接続がデフォルト。会社についてわざわざ接続先をPCに変えるのは煩わしくて現実的ではありません。でも会社専用機を買うのも気が進みません。
２．会議がないときはいちいちケースに戻さないといけない
もちろん会社ではWEB会議ばかりではありませんので、使わないときがあります。耳にさしっぱなしというのも不快ですので外すのですが、机の上にコロンと置いておくわけにもいかず、ケースに毎回戻さねばいけません。その手間が煩わしいですし、そのケースを置きっぱなしにして忘れるリスクも(私は忘れっぽいので)結構高いです。忘れてないかな？って気にするのもストレス。
実はこれはプライベートでも結構困るところで、例えばイヤホンしたままコンビニに行ったときに、レジでスタッフの方から何か言われることがあります。そのときに耳から外したイヤホンの行き場がないのがとてもストレスです。特に手がふさがっているときなんで最悪です…
しかもイヤホンにはタッチセンサがついているので、外すときに変なところ触ったら誤作動したりして…
３．左右でペアリングにムラがあり、片方しか接続しないときがある
正直、これは製品の問題かと思うのですが、少なくない回数で発生します。メーカーに問い合わせて「交換して！」って言ってら「交換はできないけど半額返金するよ」って言われて半分返ってきました。それはそれで親切といえば親切なんだけど、それで聞こえるわけでもないですしねえ… ちなみに翌日は復活しました。
ということで、上記の経験を活かして、いろいろ探し回った結果、ベストと思える製品に出会いましたのでご紹介します。
ちなみに補足しますが、不満があるなりにワイヤレスイヤホンを持っているのになぜ新しく買おうと思ったかというと、上記のストレスをためていたところに、電車のホームで片耳分を落下させ、線路の砂利の隙間に消えていったからです… 駅員さんに拾ってもらおうかと思いましたが、砂利と一体化して全く見つけられませんでした…
お待たせしました。この製品です。
ちなみに2021年2月27日現在、ここからさらに2,000円オフのクーポンがあるので、実質5,500円くらいで買えますね。私が昨年買った時もクーポン使いました。
この製品のいいところを以下ご紹介します。
１．2台の機器に「同時接続」できる
これが最大の理由です！同時に接続するので、通勤でiPhoneにつないでいても、会社でPCを起動すれば自動的につながります。
また、例えば会社PCとプライベートiPhoneにつないでおけば、わざわざ接続先を変えなくてもPCに着信してもiPhoneに着信してもイヤホンから着信音が鳴ります。
私の場合はPCとiPhoneですが、仕事用とプライベート用で携帯2台持ちしている方はいいと思いますね。
ちなみにAirPodsでもApple製品間ではうまく切り替えてくれるようですが、会社PCはWindowsなのでその恩恵にはあずかれず…
２．ネックバンドにつながっているので、耳から外しても無くさない。
これも気に入っているポイントです。AirPodsのような完全ワイヤレスではないので、スマートさには欠けるかもしれませんが、使わないときは耳から外しておけば首から下げておけますので、普段はそのままぶらぶらさせてます。
また、左右のイヤホン部がマグネットでくっつくので、暴れることもありません。
ちょっと話しかけられた時にも片耳外してぶら下げておけるので手がふさがりません。これも気に入っています。
ちなみにネックバンドの重さはほとんど気になりませんでした。
３．有線イヤホンジャックもついている。
これは購入してからよかったと思っているところなのですが、ネックバンド部のマイクロUSB端子(USB-Cではないのは残念)にイヤホンジャックをつなぐことができます。
もし本体のバッテリーが無くなっても、有線でPCにつなぐことができます。
感覚では、一日6時間くらい会議するとバッテリーが空になりますので、忙しいときは夕方から危なくなります。
完全ワイヤレス組はバッテリーが切れて急いで会議室に飛び込んでいるのを見たことがあるので、その点でもこの製品は優れているなと実感しています。
4．程よいアクティブノイズキャンセリング。
AirPods proのノイズキャンセリングはなかなか優秀と聞きます。それに比べれば、さすがに没入感を感じるほどのノイズキャンセリングではありません。でもまずまずで、電車の音が気にならないくらいには処理してくれます。
私は以前中国赴任時にSonyのノイズキャンセリングヘッドホンを持っていました。さすがにこれは没入感を感じるほどの効果があり、飛行機ではかなり重宝していましたが、ここまで音が聞こえないと、外を歩いているときは危険を感じます。
そこまでではないが、電車の音や、オフィスの周囲の声が気にならない程度にはキャンセルしてくれる、実用的なノイズキャンセリングだと思います。
見た目がスマートかは怪しいけど大のお気に入り。
完全ワイヤレスはスマートですが、冷静に分析していくとネガも結構あります。そこをつぶしたいい製品だと思って気に入っています。もし、いま完全ワイヤレスでストレスを感じる場面のある方はいいチョイスになるかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？