わたしはどこにいる_アートボード_1

富山県に行ってみたはなし

私は先月、4/6,7に富山県と石川県へひとり旅に行ってきました。自分にとっては平成最後の大きな旅でした。
2日目に金沢に行ったんですが、今回のこのnoteでは1日目に行った富山県についての感想をまとめます。


なぜわざわざ富山へ?

富山と金沢に行くってなったら、金沢目当てで行ったんじゃないかって普通思いますよね。ですが私は富山目当てで行き、せっかくなら金沢も行こう、と思って。
ではなぜ、岡山から最短でも4時間半はかかる(東京より長いし交通費も高い)富山まで行こうと思ったのか、理由はふたつありました。

・富山県美術館で開催される「わたしはどこにいる? 道標(サイン)をめぐるアートとデザイン」という企画展に行きたかったから

なかなか行けないところへあえて行ってみたいと思ったから

私はサインデザインが好きなので、最初こんな展覧会が開催されると知ったとき「絶対行く!」って瞬時に思ったんですが、場所を見たとき、「ええぇ?」と思わず声が。。。
どうやって行けばいいのかもさっぱりわからない場所でした。ですが、ライブ好きあるあるのひとつでもある、フットワークの軽さと持ち前の好奇心で、
行ってやろう!!!!!!!!!!と決意。

だがしかし・・・お金持ちでもないので少しでも費用を抑えたく、いろいろ調べるのに一苦労しました。多分1ヶ月近くはいろいろ悩んだ。
最終的に、

4/5   夜、普通列車に乗って京都まで行く
    ↓
        京都から富山まで夜行バスに乗る
    ↓
4/6   富山観光
    ↓
        夕方、富山から金沢まで普通列車に乗る
    ↓
        金沢のゲストハウスへ泊まる
    ↓
4/7  金沢観光
    ↓
        夕方、特急と普通列車に乗って帰宅

というスケジュールで行きました。

富山に行って感じたこと、たくさんあって1ヶ月余韻(?)に浸っていてずっとまとめずいたので早速まとめます。



富山美術館が美しすぎた

夜行バスに7時間ほど乗って、朝風呂に浸かり徒歩移動し、お腹が空いて近くの世界一美しいスタバ、富山環水公園店で朝ごはんを食し、いざ目的会場の富山県美術館へ。
もう私は会場に入る前から興奮しっぱなし。
富山県美術館があまりにも美しすぎた。桜満開の環水公園とすきとおった風とこの会場がとてもマッチしてた。そして、遠くからでもはっきりと見えた赤いマーカーが映えていた。

中に入り早速鑑賞。


サインをめぐるアートとデザイン

「わたしはどこにいる? 道標(サイン)をめぐるアートとデザイン」展は、グラフィックデザイナーによるサインデザインと現代美術作品を展示しておりました。この企画展で私が特に印象に残ったことは、企画展の最後に、「さあ、外へ」という表示があり、
富山県美術館内に、美術館の外から出張してきたサインが実物大で展示されていたことです。
葛西薫さんの六本木サイン計画や、色部義昭さんの大阪メトロのサインなど。サインは基本的に、役割に応じて設置場所が決められていますが、そのようなサインが本来と違う場所にあったら私たちの目にどのように見えるのか?という問いを最後にこの企画展で投げています。
そのほかに、富山県美術館のキャプションや券売機や公園の案内板などにあえて「キャプション」をつけて「展示」していました。
企画展でサインについての展示も素晴らしかったです。日常生活であまりスポットを浴びないサインたちに、いろいろな形で富山県美術館内で出会うことができ、とても楽しかったです。


富山に行ってよかった

企画展の鑑賞は終わり、早くも旅の1日目の午前中に一番の目的を果たしてしまいました。
せっかく富山まで来たで、徒歩・バス・路面電車で富山の街(駅の近く)をぶらぶらしました。

とにかくシンプルで、色に例えるなら透きとおったライトブルー。
富山をひと言で表すと私はこう言いたい。歩いてみて感じました。
余計な建物を感じさせないシンプルな駅前、人ごみも窮屈さを感じない。そしてすこし上を向くと、街から望む立山連峰があまりにも美しかったです。
立山連峰、ずっと見るばっかりしてて写真撮ってないけど、これは絶対目で見たほうが美しい。。。きっと。。。
生まれ変わるなら富山県民になるのもアリ。そんくらい、富山県が魅力的。
もう一回行きたい。いや、行く!


わたしはどこにいる?

展覧会のメインテーマ。わたしはどこにいる?
この展覧会、そして富山県に行ってから約1ヶ月が経ち、改めて自分が今どこにいるか?と自問します。
岡山じゃわ!と、言いたくなります。もちろん岡山に住んでいますが。
そうではなく、20年間生きてきて、わたしはいまどこにいて、どこにむかい、どこがゴールなのか。
大きな夢をゴールとして、ゴールに向かうためにどんな目標を立てて、目標のためにスタートラインに立っているかあるいは切っているか。わたしは今、どこにいるんだろう。


あとがき

この企画展のおかげで、富山に足を運ぶことができました。近かったら何回も企画展に行ってたかもしれない。

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