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10年後も、I love 湯で。


好きな温泉を並べてみる。湯の川温泉、美又温泉、頓原天然炭酸温泉ラムネ銀泉、亀嵩温泉。など。全部、島根県の温泉だ。

しまねプレミアム観光券」というクーポンがある。1000円のクーポンを500円で販売しており、島根県内の観光施設の入場料・利用料・日帰り温泉・観光体験料に使うことができる。私は5000円のクーポンを2500円で購入。このクーポンの8割を温泉で使用した。クーポンは同じ施設で2回使用することはできない。必然的にいろんな島根の温泉をめぐることになる。最近利用期間が伸びた(2021年6月30日まで)。もう少しだけ残っていて、またどこかの温泉で使おうと思う。


多分、10年くらい前のこと。家族と健康ランドによく行っていた。香川県にあるでっかいとこ。家族みんな、お風呂が好きで、あ、いや、兄はそんなに行ってなかったかも。お風呂好きの両親の血を引き継いだのは間違いなく私。

ロッカーの鍵を腕に付ける瞬間、テンションがあがる。母と一緒に大浴場に向かう。転んでしまい、お尻を痛めたことはよく覚えている。お風呂から出たら、絶対にマンガコーナーに走る。10巻くらい一気に読み、湯冷めする。もう一回入る。

女友達とも、よく銭湯や温泉に行く。すっぽんぽんを見せ合うと、普段話せないことがぺらっと出てしまう。わっきゃわっきゃする青春話から、ほわーんでいやーんな性春話まで、気づけばのぼせる寸前まで話す。

彼氏ともよく行く。私の長風呂のせいで、いつも待たせてしまう。それでもよく一緒に行く。今日の浴槽内は人多くて長湯できなかったとか、集団のイケイケ男子たちにドライヤー占領されたとか、サウナで長くテレビを見ちゃったとか、コーヒー牛乳をちまちま飲みながら、男湯と女湯の出来事を語りあう。

島根県に引っ越して、温泉が多いことを知る。一人で行くことが増える。家から車で6分の温泉に行くこともあれば、2時間かかるところに行くこともある。

そうこうしているうちに、こだわりが増える。サウナの後は水風呂じゃなくて露天風呂に行きたくなるとか、どちらかというと100円を入れないロッカーが楽だとか、やっぱり銭湯じゃなくて温泉の方が好きだとか。


10年前から変わらず、ずっと大好きなものがある。お笑い、音楽、友達、SNS、お風呂。どれも10年前に出会ったもので、正直、こんなにも好きが続くとは思わなかった。

ずっと好きが続くって奇跡だ、とも思ったし、ずっと好きなものが、ずっと存在することも奇跡だ。コンテンツも施設も人も、ぜんぶ「命」がある。

だけど私は、今書いているnoteにワクワクして、週末に行く温泉が楽しみで、2週間後に会う友達に早く会いたくて、来月に行くライブのために生きている。10年後も、そんなかんじがいい。



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