#聞いたよ20歳 vol.60 eudorinaさんへ
聞いてよ20歳!
20歳に伝えたい文章を1000字以上で投稿するコンテスト。応募作品に対しての感想を投稿する、それが聞いたよ20歳!です。
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60.負けなくていいよ
eudorinaさんは、20歳のころの夏合宿の思い出について綴っていただきました。趣味の活動で行ってた合宿だそうですが、なんだか「夏合宿」っていう単語がとても好きかもしれないです。私。
特にガッツリ行う部活だと、暑くて大変なイメージも浮かぶかもしれませんが、私はかなり合宿に憧れていました。部活をやっていた現役時代の顧問の先生にお願いした気がするんですけど、結局行くことはなくて。
しっかり汗をかいた後に飲むスポーツドリンクや、夜の小部屋で盛り上がるお話だとか、まあ合宿はそこが目的ではないですが。笑
海辺の街。クーラーつけてもなんとなくペタペタと暑いあの部屋で、慣れないお酒を飲みながら彼氏の隣に座って。
この時点で、風景がゆるやかに思い浮かんできて素敵だなあと思いました。
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そのグループは年齢の幅も大きくて、ほとんど親みたいな世代の人も多かった。ほんとに子供の時からお世話になって、娘みたいに可愛がってくれる人もたくさんいた。
その時、前に座るその人はお酒を片手に「もっとさ、上に行くと思ってたんだよねー」「なんか意外と落ち着いちゃったね?」と、とても残念そうに私たちに向かって笑った。
endoさんが行った夏合宿で、大人にこう言われて深く傷き、怒りを覚えたとおっしゃっています。
あまり深くは書かれていませんが、もしかするとグループの人たちはendoさんに期待を寄せていたのかもしれません。
「残念そうに笑う」、夏の暑さのせいか、美味しいお酒のせいか、その現場に立っていないと分かりませんがかなり悲しくなってしまいそうです。
怒るって行為はとてもパワーがいるので、私だったら怒る以前に萎えそうです。こんな大人にはなりたくないです。ダメな大人の定義は色々あると思いますが、上から目線で言われるのが最悪だと思います。
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今なら「は?なに言ってんだこいつ?」と思いながら適当に話を合わせることもできるけど、当時はできなくてずいぶん嫌なことも多かった。
モヤモヤしたあの頃はすっかり吹っ切れた、ということですよね。当時20歳だった頃の抱えた弱さを、endoさんは「負けなくていいよ」と私たちに優しく伝えてくださいました。
自分が関与しない失望も、レッテルも、なんの意味もないことを知ってるから、今20歳の子にも、あのとき20歳の子にも、負けなくていいよと伝えたい。
もし意味のないような、疑問を持ってしまう大人からの言葉に出会ったら、endoさんの言葉を思い出したいです。
すべての大人の言葉を信じてしまわぬように、冷静に考えて、折れない心を強く持ちたいと思いました。
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