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#聞いたよ20歳 vol.26 なみさんへ


聞いてよ20歳!


20歳に伝えたい文章を1000字以上で投稿するコンテスト。応募作品に対しての感想を投稿する、それが聞いたよ20歳!です。



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26.20歳の私へ あせらなくていい


一級建築士、構造設計一級建築士、3児の母であるなみさん。率直な感想を言いますと「キャリアがやべえ!!」。

私はデザイン科に通っていたのですが、高校1年の製図で赤点を取ったきゆかにとって建築に詳しい人はあこがれの存在です。

建築寄りだった担任の先生は精密でほんとうに怖い人でしたが、いまでは空間デザインや建築物を見るのは好きになりました。うん、成長した。笑



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20歳の頃のなみさんは、建築学生として勉強されていたそうです。

自分は、目標だけは高く持ちつつも、設計課題は全然、期日に間に合わないし、
子どものお絵かき程度で、先生にも酷評される。

うまくいかなかった制作や、先生からダメ出しされたこと、私もよく思い出してしまいます。

余計に、何も出来ないお粗末な現実と、理想のギャップに苦しみ、
ゼロか、100かという発想で、逆に自暴自棄になっていた。

ものづくり系学生のあるあるでしょうか、めちゃくちゃ共感です。学生なのだからうまくいかないのは当然なのに、となりの芝生は青く見えるし、自分にはセンスがないと感じてしまうんですよね。

SNSこそキレイで上手なものばかりアップされるので、自分の作品と比べてしまって悔しい思いをしてしまったり。

若いってなんでもできるけど、なんにもできないんだよなあ。たまにそう呟いてしまいます。

でも最近気付いたのですが、スキルもセンスも長期戦だっていうこと。



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20歳の自分に声をかけるとするならば、
「大丈夫。ちょっとずつ成長するから。」

人生の大半は「積み重ね」です。これを自覚するだけで、ほかの人と大いに差がつくのではないでしょうか?俗にいう「一万時間の法則」です。

なみさんが建築士の資格を取得し、設計の仕事も請け負うようになったのはコツコツと積み重ねた結果だと思います。継続は着実に力になるのです。

ですが20年ぽっちしか生きてない人に「人生は長期戦だ」って言っても意外と響かない気がします。

そこで、こちらの松井博さんのnoteを強くオススメします。人生は長期戦であることについて深く書かれています。有料ですが、かなりお気に入りです。



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デザインってアート分類に入りがちで、「センスがないとできないんでしょう?」とよく言われますがそんなことないんです。

デザインの基礎をしっかり勉強して、いろんな作品に触れて、見て、そこからコツコツとセンスが上がっていくのです。



こちらの本、とてもオススメです。センスは天からの授かりものでも、上から降ってくるものでもなく、蓄積された知識なのです。私も心によく留めています。

なんだか紹介が多くなってしまいました。笑。なみさんの作品とあわせて読んでいただけたら嬉しいですね。


少しずつ、出来なかったことができるようになっている。

なみさんのように成長を実感できるよう、私も日々コツコツと励んでいきます。あせらずに、だけど着実に継続できるように。


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