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コンタクト依存の私がコンタクトアレルギーになった


中学1年生の時に、私は眼鏡のもつ第一印象が嫌で、コンタクトデビューを果たした。

デビューしてから、少しの外出でもコンタクトをつけるように。

「眼鏡の自分を見て欲しくない」

眼鏡の自分が嫌いだった私はコンタクトに依存していた。


ゴロゴロ感

高校1年生の夏、夕方になるとコンタクトのゴロゴロ感、違和感を感じるようになった。

近所の眼科の先生に診てもらったところ、「傷はないが、コンタクトで痛むならコンタクトを控えて様子を見よう」と。

眼鏡の自分にコンプレックスを持つ私には、コンタクトなしの生活は苦痛。

また、症状は1ヶ月経っても治らず、「私は一生眼鏡なのかもしれない」と考えて、泣いた日もしばしば。

コンタクトは必需品ではなく、付けられないからといって死ぬものでもなかったため、「なるべくコンタクトを控えるように」としか言われませんでした。



セカンドオピニオンに挑む。

当時の私は、コンタクトをつけて元の生活に戻りたかったため、他の先生に診てもらうことにしました。

その際、「眼鏡で過ごすことが苦痛だ」と伝えることができたので、その先生は色んな検査をして、原因を探していただきました。



まさかのコンタクトアレルギー

診断された結果は「コンタクトアレルギー」

コンタクト依存の私が?!驚きと絶望。

コンタクトレンズに付着したゴミやタンパク質などの汚れ、消毒液に対するアレルギーです。まぶたの裏側に乳頭ができて、レンズがずれたり外れたり曇りやすくなります。

医師の先生には、

・ワンデータイプのコンタクトに変えること

・1日の装着時間を必要最低限(5時間以内)にすること、どうしても5時間以上装着しなければならない日は、コンタクトを変えること

・アレルギー用の目薬を点眼する(コンタクトを付ける前とゴロゴロする時)こと

を言われました。


それからの生活

原因が分かったこと、コンタクトを付けることを許してもらえたことは嬉しかったですが、原因が原因なので最初は複雑でした。

症状は、1日5時間ほどコンタクトを付けると、ゴロゴロしてきて、7時間くらい経つともう「コンタクトを外して!」と言わんばかりに目が痛む、という具合でした。

最初は見栄を張って、以前と変わらず1日中コンタクトを付け、痛くなったら新しいコンタクトを付けていました。

でも、そうした次の日はアレルギー症状が出るのが早い。

諦めて、勉強する時は眼鏡、体育の授業や部活の時、遊ぶ時はコンタクト、と切り替えるようになりました。



アレルギーにならないように

中学生の頃の3年間、問題なくコンタクトを装着できていた私が急に発症しました。

原因は分かりませんが、コンタクトに依存していたため、装着時間がかなり長く、コンタクトにゴミやたんぱく質の汚れが付着しやすい環境を作っていたのは事実です。

とにかく、装着時間や洗浄には十分気を付けてコンタクトを使用して!ということを伝えたい。

最近、近視でなくても、度なしでカラコンを装着する女の子が増えています。

カラコンを使用する自体は全く否定しませんが(私もアレルギーじゃなかったらつけてた絶対)、装着方法に気を付けていないと、将来近視になって、オシャレ以外でコンタクトが必要となったときに、コンタクトを使えない目になっているかもしれない。

ワンデーコンタクトも通院費も安くない。ツーウィークのコンタクトをできれば1日中毎日付けたい。これが叶わなくなる日もくるかもしれない。

自分に害のないと思っていた生活習慣も、いきなり病気へとつながるということを実感した。




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