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朝ドラ「エール」天才を描く難しさ

相変わらず、朝ドラ『エール』にちっともハマれない今日この頃ですが、5月は五月雨。いかがお過ごしですか?

面白くなければ見なければいいじゃん!
ですよね〜!
だが断る。

だってその前にBSで放送している『はね駒』が面白いんだよ!CMないからそのまま続けて見ちゃうじゃん!

そんな訳で特にnoteにロングな感想も書く気もおきないぐらい流し見していたんですけど、コロナのせいで放送休止になってしまうみたいで一応これまでの流れと感想をまとめておく(5月編)

NHK朝ドラで男性が主役になった作品って結構あるんですね。
https://www.nhk.or.jp/archives/asadora/

・『旅路』第7作
・『ロマンス』第32作
・『心はいつもラムネ色々』第33作
・『いちばん太鼓』第35作
・『凛々と』第44作う
・『走らんか』第53作

『旅路』に至ってはまだ生まれていないので流石に見ていませんが『ロマンス』って『おしん』の後の放送だったんだ。
へぇー。おしんの後だとさぞかし制作側も出演者もやりにくかったでしょうねぇ…(気の毒)
次の『ラムネ色』も男性が主役?えー何でだろ?おしんが一年間おしんワールドだったから、半年ずつ男性主役で制作されたとか??

…まぁいいや。

そんな久しぶりに男性が主役で、しかも『あまちゃん!』制作のスタッフが関わっているの?!
やだもう〜♡♡前と前の(AK制作の)朝ドラはなかったことにしてもいいのよ♡
と、まで思っていた一ヶ月前のオレを誰か殴ってくれや。窪田くん主演の『エール』

第7週からみんな東京に出揃いましたので、登場人物が「いま、どこで、何をしているか?」ぐらいはわかるようにはなりました。

【その後のエール(は解説とマイ突っ込み)】
秋。落ち葉掃除している音→故郷を捨てて上京→勢いで結婚→お家どうする?→ウロつく→喫茶店バンブーの看板発見→バンブーってウチら結びつけた「竹取物語」じゃない?運命→入ろう。珈琲おいしい→マスター夫妻「丁度いい貸家あるよ」→広いね!決めた→新婚さんみたい♡→半年後→桜咲く。音ちゃん東京帝國音楽学校声楽科入学の流れです。

❓❓❓

えっと…??
昔の東京帝國音楽学校は9月入学ではなかったんだよね?
音ちゃん。AO入試だったの?(ねぇよ!)
まあ、とりあえず窪田くんと一緒に暮らして音ちゃんが学校通うまで半年未満の月日が経過したとテロップでわかった。※なんでそういうところナレーションで説明しないんだろう?

音大に通う音ちゃんの周りには突如現れる怪しげな花輪くん(プリンス)やら、声楽の女王(本職ミュージカル女優さん)とか、取り巻き(モブ)もいるので、「あの方は何年何科の〇〇さんよ!素敵!」「流石〇〇さんだわ。素晴らしい歌声」と解説してくれるので大変わかりやすい。何も考えずにぼーっと見ていられます。

AKB出身ではありませんが(センター以外立ちたくない)音ちゃんは本職ミュージカル女優さんに向かって「〇〇さんって、とても勉強熱心でいらっしゃるのね。私達と一緒にお昼も食べないなんて…」といちいち激励を言いにいきます。

へーほーふうーん。

よく校内(廊下やら玄関口)歩いてばかりだけど、肝心の歌の勉強せんでいいのかな?
-----窪田邸
(広い借家だなー間取りが知りたい)
別に姉の吟(松井玲奈)も裕一夫妻と一緒に暮らしてもよかったのでは…?(部屋余ってそうじゃね?)
そんな訳で、新居ですが、家具も書斎も机もテーブルライトも豪華な調度品も応接間セットも全て用意された状態からの新生活スタートです。
契約金でウホウホなので、明日のお米のことなど心配しなくていい2人。
だけど…
育ってきた環境が違うから〜好き嫌いは否めない♬
音ちゃんが八丁味噌汁(具なし)作ったり〜裕一が納豆好きだったり♩するよねー

イヤあると思うよ。それぞれの家庭の味の違いによる言い争いとかね(特に関西とか京都なんて…ねぇ。国際結婚カップルにもあるよね)
 このドラマ薄皮饅頭を唐沢父の口に押し込んだり、食べ物をすごいザツに扱ってない?なんかヤだな…
やがて半年経って(え?もう)
色々あって同期入社した作曲家、前前前世の木枯くん(モデル古賀政男。本職ミュージシャン)が裕一よりか先にヒット曲を連発します。

裕一は1年経っても未だに採用される気配もなし!

「今度の曲は自信あります」→提出してはボツの繰り返し
本来なら留学して新世界の神になっている筈だった夜神月(ドラマ「デス・ノート」)
オレ様の素晴らしい作曲を何故みんなわからないんだーーーー!厨二病のようにキレ散らかして苦悩する裕一。

…え〜と(−_−;)
クリエイターの人は大変だと思う。
創作の苦しみ…漫画家だってミュージシャンだってデザイナーだってどんなに何千時間かけて腱鞘炎やら持病と闘いながらも苦労して作った作品も一瞬にしてボツをくらう。

イヤ、わたし芸術家じゃないけどわかるよ!
でも、今のところ裕一の苦悩って→コーヒー飲みすぎによる胃痛とゴミ箱からボツになった楽譜が部屋中にあふれる程度な苦しみだよねー。
一週間頭痛が続いて頭いたぁいぐらいな苦痛にしか見えないのは窪田くんの演技力以前の問題だと思う。

前作の『スカーレット 』の喜美子は陶芸を始めたばかりの頃は一生懸命作った茶碗を即ハチさんに叩き潰されていたけどまた作り直して何百回も作って手早く作れるようになりました。→うん。見てて凄い自然だった。

なんでだ?

陶芸(立体作品)と作曲(平面作品)だからか?
…違うな。

イヤ、でも『ゲゲゲの女房』の向井理だってひたすら机に向い原稿仕上げていたし『ひよっこ』のつぼ田つぼ助コンビも四畳半で必死に(売れてんだか売れてないんだかよくわからない)漫画を一生懸命描いていたよな(あれ?六畳だったっけ?)

裕一の音楽が全く聞こえない。


裕一が志村けんの小山田(山田耕作モデル)の本を読んで影響を受けただの、西洋音楽のテクニックが鼻につくだの、後から言われて初めて「あ、そうだったの?」の気づくパターン。
 この展開と感想…なんか、どこかで…?すっごい心あたりありまくりの有馬温泉「この道はーいつか来た道♩ああ、そうだねー母さんと歩いた(「みんなの歌」で育った年代なのですぐ歌で脳内変換されてしまいます)」

あのーとんちきドラマ『なつぞら』ですら、過去回想シーンとかになると「たーら♩ら♬ら♬ら」とナウシカを思い浮かべるやうな子供の声なノスタルジックなBGMが耳に残ったんだけど『エール』は(一応)音楽ドラマなのにこれまで全く音楽が印象に残ってない…。

えー🤨やば〜い。ヤバくね?
偉大な作曲家が主役なのに音楽の聞こえてこない朝ドラとは…これいかに…?

『エール』ここら辺をドラマの中で説明してくれると多分、もうちょっとマシになる(のではないか?)

・土曜日は『いだてん紀行』的な番組にする
『歴史秘話ヒストリア』的なドラマ班がお休みして、今週の裕一の作曲まとめ「紺碧の空」と双浦環とか、昭和○はこんな年でした。をやってくれないかしら?

・双浦環が誰なのか我々は知らない
プリンスが裕一に「音ちゃんは学年で2番目ぐらいな実力」とワザとらしく台詞で説明したんですが、裕一。自分のことで一杯一杯で、妻がどんな風に学校で過ごしているとかこれっぽっちのカケラも興味ないんのね。(うわ、どん引くわーー)といった感想は一旦置いといて、
その双浦環という歌手がどんな偉大な歌手なのかを少しはナレ説明してくれてもいいんじゃないかな?
見ている我々はサッパリなのでねぇ
※双浦環と連呼していますが、SNSでグクったら(柴咲コウ)の役名だったんですよ。マジ卍!
やんだ。ワタシ一か月以上見ているのに役名全然覚えてなかったんだズラ。 
おかげで登場人物の名字すら思い出せない。ならば双浦環のモデルになったオペラ歌手を教えて下さい。

・俳優・窪田正孝は悪くない 
オドオドした喋り方は子役時代を彷彿とさせるし金田一のように苦悩する(頭かく)姿だって決まっているのに裕一のキャラがトンチキなだけでだけでだけて…くっそーAK局め‼️またしても…

文字数多くなったんで次にわけるね。

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ちなみにフィギュアスケーターの田中刑事(本名)左と木枯正人役の野田陽次郎(右)は「親戚筋?」って言われるぐらい雰囲気が似ているんだ。顔のパーツはそんなに似ていないのにねぇ…不思議!

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