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起業してからよく読む本

2020/3/10 雨

人間関係、習慣、人生の目的etc…

今日の塾では、子どもがスマホをいじりながら勉強しているのを注意すべきかどうか、迷った。普通に考えて、そういう勉強のしかただと、勉強の効果は限りなく低くなる。

しかし、それを注意したところで、その場は勉強するかもしれないが、本人の意識が変わることは考えにくい。つまり、その場でなくなれば、おそらくまた、スマホを触りながら勉強をするだろう。

その意識であるときに、注意をすれば、注意されないためにスマホいじりをやめるかもしれない。しかしそれは本人のためにならない。なぜなら、「スマホを触りながら勉強する=注意される」という図式ができるからだ。

そうなってしまうと、注意されないことに意識が向いてしまう。それでは、結局勉強ができるようにはならない。意識がスマホから、注意を避けることに変わっただけで、勉強にら意識が向いていないからだ。

その生徒は、実際のところ、成績は良かったが、だんだんと落ちてきている。親は、点が伸びることを期待して塾に預けているわけだから、何かしら対処する必要がある。

しかし、本人の意思を無理やり曲げることはしたくない。たとえそれが、勉強に対してマイナスな行動であっても。本人は、スマホを触りたいから触っているのである。それを、やるな、というのは、いかがなものか。

どうすればいいか。まずは、相手の話を聞くことが、何より大切だろう。相手の話を聞いて、相手の状況を理解する。スマホを触ってしまう気持ちを理解する。その上で、相手の立場から、今の行動から導かれる結果について、こちらの考えを述べる。

そして、欲しい結果と行動を一致させていく。結果に対して、責任は自分にあることを認識してもらう。そうして、もし結果に届かなければ、自分の自由度は制限されていくことを覚悟してもらう。そうすれば、いちいち注意する必要もなくなる。

ということで、また次塾にその子が来たときは、まずは話を色々聞いてみようと思う。話を聞いた上で、提案し、明確なルールを決める。そうしよう。

こんなふうに、人間関係のことや、課題対して、じっくりと考えることができるようになったのは、ある本のおかげである。それは、7つの習慣だ。

7つの習慣は、大学のときに読んだときはチンプンカンプンだったし、別に役に立ったことはなかったが、起業してからは、めちゃくちゃ役に立っている。起業すると、様々な課題や悩みにぶち当たる。そのたびに脳がショートしそうになる。

そんなときに、昔読んだこの7つの習慣を読み返すと、あぁ、俺はこの考えができてなかったから悩んでいたのか、と、悩みの原因が見つかるようになった。

この本は、本当に役に立つ。成功するための本と思われているけど、自分としては、悩んだり、行き詰まったときにどう考えたらいいかを優しく教えてくれる、指南書って感じ。

何をやっても上手くいかない、悩みが絶えない、人間関係がうまくいかない、仕事がつまらない…などなど、答えが見つかりにくい悩みがあるときは、ぜひ一読をオススメする。どこかに、解決のヒントがあるはず。

いま書店でも平積みされてるし、ぜひ。

分厚いけど、必ず役に立つよ。

以上🖐️

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