凪良ゆうさんの言葉の美しさ
今日は本屋大賞の発表会の日。
ということで、去年の本屋大賞を思い出した。
去年私は第20回本屋大賞の配信をリアルタイムで見る機会があって、何気なく見ていた。
世の中に出ているたくさんの本の中で、あるきっかけから見つかり、書店員さんの素敵な言葉で紹介された本は、本当に愛され、これをきっかけにまた注目される作品もあるのではないだろうか。
私にとって「汝、星のごとく」がそれだ。
大賞をとった凪良ゆうさんの受賞時の言葉。
それがあまりにも綺麗で、ひきこまれた。
コロナ禍での大賞受賞に続き2度目の受賞。
1度目の受賞の時の話に、コロナ禍で入社した自分にも重ね合わせてしまったのだろうか。
また、凪良さんは何度も何度も周りへのお礼や感謝の気持ちを言葉にしていた。1人だけでの大賞ではないのは想像できるが、それにしても周りの方へ丁寧に接してるんだろうな、心が綺麗なんだろうな、とストレートに感じた。
選ぶ言葉が綺麗なのはもちろんであるが、この人は美しいと思った。
私はそんな人が書いた文章を読んでみたいと思った。
書店に並ぶのは【本屋大賞】の文字と共に並べられた本たち。
実際に見て作品の美しさを表すような装丁にもひきこまれた。
私はこうしていろんな人の思いがこもった「汝、星のごとく」を手にとったのだ。
もうひとつ、この回で心を打たれたことがある。
それは【発掘部門】だった。
【おちくぼ姫】を紹介する書店員さんの発表が等身大で、話し方から本に出会ったときめきが真っ直ぐ伝わってきた。
本との思い出を語ってくれた書店員さん。本との出会いの素晴らしさを再確認した瞬間だった。
本屋大賞発表会は公式YouTubeで見ることができる。私のおすすめの2023年の映像は現在はダイジェストになっているが、機会があればぜひ見ていただきたい。
同じ年の本屋大賞だと個人的にはANNnewsCH(テレビ朝日のYouTube)のサムネイルがおすすめなので、こちらもぜひ見ていただきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?