説得力
音楽を聴きながら書いたので
流しながらお読み頂ければ幸いです。
前を向いて行こうとか
やる気を出さなきゃダメだとか
ポジティブ思考を持てよだとか
頑張れと言われても
余計にしんどい事はある
悲惨な国の可愛そうな
子供の写真を見ると
募金できるほどのお金がなくて
そんな心の余裕もなくて
自分にがっかりしてしまう事はあって
日本はこのままじゃだめだとか
平和ボケしただとか
だから共に戦おうと握手を求められても
戦力にならない自分を想えば
手がでなくて
ふと沢山の記事を読めば
何だか潤むことがあって
いきなりのV字回復のようなことを
求める事ではないのではないか?と
最近思う事が増えている
子供の頃に見た母親の荒れた手に
愛情を思い出すことはあって
愛するもののために
健気に明日も頑張ろうと
自分を鼓舞して皆頑張っている
けど
本当は辛いだろうなって
泣きたいんだろうなって
弱音を言っていいんだよって思うけど
それを伝えてしまうと
頑張る気持ちに水を差すようで
結局何も伝えることもできないまま
休んでしまえば
その仕事を奪われるかもしれない
少しでも子供たちの未来を考えて
頑張るを超えていて
誰かに何気なく言われた
悪意はないんだろうなって思う言葉に
本当は傷ついている自分を誤魔化して
そりゃあなたはいいよねって
思う自分が惨めに思えてしまったり
ふと思う事があって
これって多分同じ苦しさを
実は共有してるのではないか?と
思うときがあって
ただそのままでいい
そのままで頑張っているねって
お互い言えたらそれで
いい気がするのだけど
いつもスポットがあたっているのは
頑張っている人たちばかりで
自分を比べて凹んでしまう
元気がある今
調子に乗ったことは書いているけど
元気がない時代もあったことを
とても大切に思っている
きっと自然体で生きている方が
皆幸せなのに
マウントをとっている感覚もないままに
それが幸せかもわからない
「普通」であることを目指そうとしていて
子供の成長は個体差はあるのに
産まれた年齢は同じで
その年齢ごとの普通に当てはめるから
今その瞬間、少し遅れた子供は
心を病んでしまうことはあって
きっと独自の才能が
どこかにあることも
気づいてあげられないで
子供も自分を責めて
親も自分を責めている
そんな悲劇はあってはいけない
きっとそれぞれにそれぞれの特別な
幸せはあると思っていて
金銭面では裕福ではないかもしれないけど
母の荒れた手に愛を感じたことはある
少しずつではあるけど
社会のありようが
これではいけないと思う人は
増えているような気がしていて
1つ1つの家灯りは
たいしたことはないけども
明け方の首都高の帰り道
少し高い場所から見下ろす町並みに
灯りが束になりはじめたとき
とても力強い気持ちになることがある
残りのライフを考える今
命の使い方を模索したいと思いはじめた
そのために読まれる人になりたいとか
そういうことではなくて
マイビジネスかな。
記事を書いて啓蒙なんて
ことは考えていない
多くの人に読まれることが
説得力ではないなと思っていて
それって俺がある程度ビジネスで成功して
地位や名誉、財産を手に入れて
それでもあなたの幸せには
敵わないと白旗を上げるとき
そこに説得力が生まれる気がしている
探せばきっと
あなたのそばに幸せは
無造作に転がっている
一生をかけてそのことに気づくのが
人生のような気がしていて
でもそれって哀しすぎる事
何気ない日々の尊さよ
そんなことを誰かに伝えたいとき
普段はやる気がない
マイビジネスだったけど
自然と足が前にでるんだよ。
あなたには幸せを
知る権利と義務があると思うんだよ
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