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【思考】カラオケを楽しむ

先日、夫の誕生日を祝うために家族全員でカラオケに行きました。
小学生の子ども3人と、私たち夫婦のみ。
この歳になってのカラオケは
ある意味新鮮で、ちょっぴりノスタルジックで
色々と感じた時間でした。

カラオケの個室って、なんだか独特の空間だなぁと感じたんですが、その理由は殺風景だからなのかな。

いつもはポケカのジムバに参加したり
買い物にいったり、どこかに出かけると、
どーしても視界に(他人)が入り込むわけです。

カラオケは5人だけ。
余分なものが一切ない。
テレビ・マイク・電モク・ソファ・テーブルのみ
(あと冷蔵庫もあったなぁ)
ミニマム……なのかな。全てが完結する部屋。
家とも違う空間で、家族だけで楽しむ。
なかなか貴重な体験です。

今回の目的は「父ちゃんの誕生日」

でも、一番楽しめてないのが、バースデーボーイ本人でした。

偶然が重なり、急遽 夫の実家に近いカラオケ店へ行く事になったのですが、そこも古いお店なので、

「俺が高校の時によく来てた店だ」なんて
話しながらカラオケをスタート。

昔ならもっと歌えてた
もう声が出ない
何を歌ったらいいかわからない
仕事の連絡が気になる

そんな雑念が、
彼からヒシヒシと伝わってきます。
もしかしたら、心の中の高校生の自分が
脇腹をツンツンつついたり
意地悪を言ったかもしれない。
なんだか居心地が悪そう。

私はたまに一人カラオケに行ったり
(家族には内緒です)
子どもたちとYouTubeを見て
流行りの曲などを聴いたりしているので
カラオケに抵抗はありません。
下手でも恥ずかしくもないし、
とにかく声出して楽しみたい。

でも、そーゆうのって、
スキルがいる。

カラオケを楽しむのに
スキルがいるなんて感じた時点で、
本気で楽しめてないんだけど、
日々の悩みで楽しむ事に鈍感になり過ぎ
カラオケを楽しめない夫は
楽しむスキルが著しく低下している。
そんなふうに感じました。

結局、最後までノリに乗り切れず
フリータイムは終わってしまいました。
子どもたちと私は割と満足。
(もう少し居たかったなぁー)

夫は、、、
どう感じたのかなぁ

自分の楽しいと感じる事を
もっとやってほしいな、と
感じる私。

大人になるって、責任や役職や色々背負って
どこか楽しんじゃいけないみたいな気持ちになっているのかもしれない。

少し前の私もそうだった。
でも、私はそーゆうの止めた。
だから、今の私は生きやすくなった。

自分の周りにある、いろんな皮を
全部脱げる場所が「家族との時間」であって欲しい。
着脱可能にする練習がいる。

なので、もっと遊ぼう!
と思いました。

次は、家族でスノーボード!
滑りに行きたいな。


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