個の時代でどう生きるか
「個の時代」
2、3年前から言われるようになった。
「好きなことで生きていく」
Youtube上で話題になった生き方のトレンド
自由で、響きの良いことば
しかし一方で、
「何者かになれ」という圧力を感じることば
(私は何者かにならねばいけないのか。。)
そんな風に思っていた。
しかし、
今日のオンラインキャリアセミナーの登壇者、
ほしゆきさんのお話を聞いて、漠然とあったモヤモヤが少し晴れた。
この記事では本セミナーで
印象に残った3つのことばを書く。
◎個として強くなるために属する
◎価値と結果は別物
◎何者かになんてならなくていい
◎個として強くなるために属する
個として強いとは何かを考えたときに、私は「1人でいろんな仕事が出来ること」だと思っていた。
しかし、ほしゆきさんは、
「個として強くなるためには集団に所属した方が良い」と仰った。
その理由として、
・1人で自分をマネジメントをするのは難しい
・自分の強みを知るためには、周りからのサポートや意見が必要だ
と仰っていた。
会社では、
労働時間が決められ、
仕事もそれなりに整理されてやってくる。
しかし、1人となると、
その作業を全てやらなければならなくなる。
・仕事の漏れや抜けが増える
・本当にやりたい仕事に使える時間は減る
ということが起きる。
また、会社では
・上司や同僚との交流があるため、他者の価値観や意見を聞くことができる。
・自分では獲得できない仕事に出会うことができる。
しかし、自分1人となると、
・自分の価値観や思考しか見えなくなってしまう。
・自分の知っている範囲でしか仕事が獲得出来なくなる
以上のようなことから、
個として強くなるにはまずは集団に属する。
そして、
自分の強みを最大限に生かす術を知る、自分の知らない自分の強みを知ることが大切だと感じた。
◎価値と結果は別物
社会では成果が求められる。
成果が出なければ、自分に価値がないと思ってしまう人も居ると思う。
(私も思ってしまう)
しかし、ほしゆきさんは
「価値と結果は別物だ」
と仰っていた。
仕事で成果と人の価値は関係ない。
他者からの評価なんて気にしなくていい。
人は生きているだけで価値がある。
生きているだけで素晴らしい。
このほしゆきさんのことばは、これから生きていく上で忘れてはいけないと思った。
成果が求められる社会で、成果が出ない自分はダメだと思うかもしれない。
しかし、人の価値はそんな仕事の成果だけで測れるものではない。
成果や肩書き、他者からの評価に捉われずに、自分自身の思いを大切にして、自分の人生を生きようと思った。
◎何者かになんてならなくていい
個の時代で、他者とは違う
「自分らしさ」を求められるようになった。
就活をしていても、ほかの就活生に出会えば出会うほど、違うとこ見せなければならないと思うようになった。
何者かにならねば。。
そんな風に感じて、焦っていた。
そして、何者でもない自分に落ち込んでいた。
しかし、ほしゆきさんは
「何者かになんてならなくていい」
と最後に仰っていた。
私はこのことばを聞いて、自分が、自分視点ではなく、他者視点で考えていることに気がついた。
自分は自分、他人は他人
何者かになろうとしなくても、自分は自分。
他人や時代のトレンドは変わるが、自分の思いは変わらない。
格好つけて「何者か」になっても、
他人から評価されるかなんてわからない。
それより、「なりたい自分」になって、自分自身が納得する生き方をした方が良い。
そんな風に感じた。
---------------------------------------------
最後に。。
ほしゆきさん、
本日はありがとうございました。
私は、「個としての力をつけねば」「何者かにならねば」と焦って生き急いでいました。特に就活でキラキラした同級生を見るたびに焦っていました。
しかし、今回のほしゆきさんのお話を聞いて、少し落ち着いて自分の心に向き合おうと思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?