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【猿山に来た宇宙人】

#働き方改革
#マネジメント
#リーダーシップ
#マウンティング
#猿山
#働き型革命
#あの失敗があったから

 

 
数年前に、
『マウンティング』を扱った、
非常に面白いテレビドラマがあった。

観てない、けれど。
 
すまん。
タイトルも、覚えていない。
 
働く現場での、
女性の心の声を、
そのまま音声で、
流してしまう、
元も子もないドラマ。
 
多分、私も、好きなタイプの表現だと思う。
 
観てる、分には。
 

これ、
女性より、男性の方が、タチが悪い、気がする。
 
 
勿論、
私の無自覚のせいなのだが、
社会人になってからは特に、
左遷や解雇、
数々の低評価を受けてきた。
 
一方で、
とんでもない高評価を、時折、受ける。
 
 
違いは、何か❓
 
 
おそらく、
私の立場による。
 
 
私に、
リーダーシップと責任がある場合、
高い評価に繋がる。
 
私に、
リーダーシップも責任も、
求められていない場合、
低い評価となる。
 
 
私に評価を下した方々の名誉のために言うが、
それは、
私の、せいだ。
 
 
私が、
彼ら(主に、男性だった、思い出してみたら)に、
低い評価を付けさせた。
 
だって、
彼らの求めるコトを、
やらなかったのだから。
 
全く意図的にではなく、
無意識のレベルで、
私は、
彼らに、
“従って”なかった。
 
 
組織に属する私が従うのは、
常に、
組織だった。
 
彼ら、ではなかったのだ
 
私は、いつだって、組織の目的をみていた。
 
組織の存在理由、
組織の行く末、
組織の価値。
 
私は、
組織が、
どんなときも、
優先だった。
 
 
だから、
彼らが私に求めた、
彼らの目的なんて、
聴いちゃいない。
 
聞こえてこない。
 
だから、
無視してる、つもりもない。
 
サイアクだ。
マッタク。
 
 
だからこそ、
私がリーダーシップを発揮する時は、
本当に、
優秀だったのだろう。
 
だって、
そこには、
私がいないから。
 
組織と同化してるのだから。
 
そりゃ、
上手くいくよ。
 
 
 
で、
『マウンティング』の話。
 
 
多くの、
私の上席にあたる“彼ら”は、
私がコワかったのだろう。
 
だって、
指示に従う様子で、
指示を受け付けている顔で、
平気で、
彼らの言葉を、
彼らの意図を、
彼らの思惑を、
無視するのだから。
 
宇宙人だ。
 
言葉も、何もかも、通じない。
 
そこに、全くの躊躇がない。
 
宇宙人だった。
 
 
だから、
“彼ら”は、
当然に、低い評価を下す。
 
分かってもらうために、私に。
 
 
“彼ら”の正義のために、
“正しい”選択だ。
 
 
組織の正義ではなく。
 
 
猿山のボスは、オレだ‼
 
 
“彼ら”は、必死に、私に伝えようとしていた。
 
“彼ら”は、頑張って、私に分かってもらおうとしてた。
 
 
でも、無駄だった。
 
 
私は、
猿山ではなく、
動物園全体を、
どうにかしようと、
してるのだから。
 
 
今なら、“彼ら”の言葉が、聴こえる。
 
苦しんでる“彼ら”に、寄り添うことだって、できる。
 
 
なぜなら、私は、もう、組織に属することを、やめたから。
 
私は今、目の前の、“彼ら”の声、
そう、
“彼ら”の、
声にならない、
心の声を聴くために、
いる。
 
 
それでは。
 
【いつか、また、どこかで】

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