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【きる道具】


 
さて、
これを目にしている、
数少ない皆さんに、
質問です。
 
 
 
きる道具を、お答えください。
 
 
 
これは、
私がセミナーや研修などで、
『つかみ』に使っている質問です。
 
会の冒頭の挨拶や休憩の後に、
これにより、
一気に、
興味を持たせるコトが、
できたり、
できなかったり。
 
 
 
これの他には、
『後出しジャンケン』もあります。
 
それは、また、別で書きますね。
 
 
 
で、
大抵は、
主に、
二つの答えに分かれます。
 
 
アレとアレですが、
アレの方が、
いつも多いかな。

 
 
まぁ、
その道具は、
馬鹿が使いようによって、
ケガをする可能性もあるから、
下に置いておくとして、
ポイントは、
その道具ではなく、
言葉の受け止め方が違って、
それぞれイメージが違って、
道具とともに対象も違って、
というところこそあります。
 
 
対象と行為と道具の組み合わせですね。
 
 
目的と行動と手段、
と、
視点を変えれば、
言い換えられるかもしれません。
 
 
『きる』は、
当然、行為ですが、
対象のモノ、
すなわち、
何を『きる』かによって、
その道具も違ってきます。
 
 
道具は特に必要なくて、
対象物それ自体を『着る』場合もあるけど、
それは、
今、
忘れてください。
 
 
(はたして、手は道具なのか、、、)
 
 
 
対象と道具を入れ替えると、
その組み合わせによっては、
一気にホラーに感じるし、
シュールにもなります。
 
 

アレでアレをキル⁉️
 
 
 
明確な目的に対して、
適切な行動をするため、
適切な手段を選ぶ。
 
 
それが、
非常に重要であることを、
まず初めに認識していただくための質問です。
 
 
私は、
『ほんとうの内部統制』の専門家なので、
この大前提を認識してもらわないと、
私が伝えたいコトが、
全く伝わりません。
 
 
 
真面目で勤勉で愚かな日本人は、
特に、
どうしても、
先に道具を学びたくなる。
 
そして、
行為を上達させようとする。
 
で、
対象は後回し。
 
 
 
どうすればよいですか?
どうすれば上手くできますか?
どうすれば間違いませんか?
 
 
それはそれで、
真剣な姿勢なんだけど、
その真剣さが、
遠回りを、
そして、
無駄を創出することになる。
 
 
よい、も、上手く、も、間違い、も、
それだけでは、
何にも分からない。
 
 
使うという 「行為」、
すなわち、
『行動』のために、
「道具」があって、
「道具」という『手段』も、
使う『行動』も、
「対象」という、
『目的』によって
定まる。
 
 
 
対象>行為>道具
 
目的>行動>手段
 
 
 
なので、
目的が変われば、
どう、
も、
何、
も、
変わる。
 
 
 
紙を切るのならば鋏が一番だし、
髪を切るのも鋏が最適だろうね。
 
魚を切るのであれば包丁が便利。
 
 
縁を切るならブロックするだけ。
 
 
 
ヒトを斬るのであれば刀が必要。


ヒトをキルするのはやめようね。
 
 

 
コロナを抑えるのか撲滅なのか、
経済をマモリたいのか壊すのか、
酒は禁止なのか飲ませたいのか、
手を繋ぎたいのか切りたいのか、
絆を保ちたいのか切りたいのか。
 
 
 
 
世の中をそんな混沌に陥れてる、
神を斬るのであれば覚悟を求む。
 
 
 
 
ってな感じで、
世相をキリたいけど下手な私は、
組織にキラわれてキラれてきた。
 
 
毎度毎度キリキリマイなんてね。
 
 
 
 
 
それでは。
 
 
 
【いつか、また、どこかで】

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