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緊急事態宣言発令を受けてのぼやき

おつかれさまです、カワチです。標題につきまして。

緊急事態宣言が発令されている世の中ですが、かなり人によって意見が分かれる新型コロナウイルスについて、私の意見をざっくり、ひとつひとつは短めに、つらつらと書いていきたいと思います。長いです。

注・根拠を示しつつ書いていくつもりですが、あくまで私の個人的なぼやきです。また、私のスタンスはたま〜〜に陰謀論だなどと言われる部類に入ると思うので、不愉快になった人は自分でそれなりの対処をしてください…

緊急事態宣言

短期間で、ヒトとヒトとの接触機会を極力減らすことで新型コロナウイルス感染症を抑え込もうという措置です。今回は、特に感染リスクが高いと言われている飲食を伴うものを重点的に感染対策しようとのことで、飲食店の営業時間短縮要請・外出自粛・テレワークの推進を中心に、首都圏では1/8~2/7の期間で行われています。

私の意見としては緊急事態宣言は現状発令する必要(意味)がなかったのでは…と考えています。新型コロナウイルスに関する考えも含めて色〜んな角度から書いていきたいと思います。

自粛をするのは若いヒトたち

新型コロナウイルス感染症を短期間で抑え込み、経済への影響を最小限にするために緊急事態宣言を発出しているわけですが、結局のところこの宣言で自粛を求められているのは、主に経済活動をバンバン行っている若いヒトたちです。(まあイメージ50歳以下といったところでしょうか…)

上記のサイトの年齢別陽性者数のところに、死亡者や重症者の割合も載っているのですが、若年層はグラフで色が付けられないほどに少ないことがわかり、また、治療が必要な人はいるものの、ほとんどが回復することがわかります。

かかったとしてもリスクが少なく、経済活動をバンバンしてくれている人たちを無理やり自粛させることの方が、余程経済に影響があるのではないか?と私は思います。

緊急事態宣言は手厚い補償と共に行われるべき

感染抑制のために経済活動を無理やりストップさせるというならば、緊急事態宣言は国民や事業者に対する十分な補償とともに行うべきです。一方で、今回の緊急事態宣言は、「厳しめの呼びかけ」という位置づけで行われているような気がしてなりません。

今回は飲食店事業者に月額180万の協力金、関連業者には最高40万円、また経営が悪化した全ての業種の事業者に、非正規雇用も含めた雇用調整助成金が支払われますが、果たしてそれで十分なのでしょうか?
地域差や、飲食店以外の業種への補償、また家庭への補償など、様々な課題が残されており、一定期間経済活動をストップさせることに対して決して十分ではないと思います。
一時的な消費税減税や社会保険料の免除等、国民の負担を減らしたり、経済をキープするための手法はたくさんあるはずなので、緊急事態宣言を発令するのならば、同時に、積極的に国民を助ける政策をとって欲しいと切に願っています。

手段の目的化…?

緊急事態宣言は感染を抑え込むために行っているのですが、結局呼びかけの範疇に収まっている現状では、発令するにしてもやり方間違ってないか?と思うことがあります。

よくウイルスはシフト制なの?等と言われていますが、午後8時までの時短営業を求めるよりも、徹底した感染対策を取らせて営業させることの方が良いのでは?とか、ランチも自粛して!というより、喋らない外食(1人で短時間で食べるとか)を推奨するとかの方が、感染対策のありかたとしては正しいのではないか?と感じます。経済のことを言うのなら尚更です。

GO TOトラベルも同じで、休止するのも確かに感染対策にはなるけれども、旅行の道中とか宿泊施設で感染が広がらないようにすることに注力した方が、観光事業者としても幸せなありかたなのでは?と思ってしまいます。

厳しい言い方をすると、科学的というより世論と支持率と責任逃れで政策を採っているような印象を受けます。国政、地方関係無く。

単純に冬は風邪が流行るよね

陰謀論的と言われてしまうので長くは書きませんが本当にこのことを誰も言わないのだけど、乾燥してて寒いから換気しづらくなる冬って、インフルしかり風邪しかり流行る季節ですよね?

まだ1年経ってないから知見がないだけで、感染急拡大してきた、というよりは単純に冬だからなのでは?と思うのですが、実際どうなんでしょうね…?

コロナだけの話じゃないよね

これも陰謀論的と言われてしまうので長くは書きませんが、新型コロナウイルスの死者や重症者がものすごくピックアップして報道されます。特に高齢者。

でも、インフルエンザでも高齢者の基礎疾患を持っている人がかかれば重症化するだろうし、毎年毎年、肺炎なり、他の病気なり、交通事故なり、餅を喉につまらせるとかで亡くなっている人はゴマンといます。むしろ、新型コロナウイルス感染症による自粛などの影響で亡くなる人が減ったという話もあります。

メディアでピックアップされている情報が全てではない、と心に留めておくべきです。後遺症の話も同様です。実はほんの一握りの人なんじゃないの?コロナだけの話じゃないんじゃない?という視点が欠けている人が多すぎだと思います。

感染拡大!という言葉の齟齬

これも陰謀論的と言われてしまうので長くは書きません。感染拡大しているというと新型コロナウイルスはものすごく感染力のあるウイルスなのではないか?という印象を受けますが、1人の感染者から移る人数は、現状、従来のインフルエンザと変わりません。

また私は詳しくありませんが、調べてみると集団免疫の獲得やウイルスの感染力と弱毒化の話もありますので単にその言葉だけを受け止めるのは違うのかなと思っています。

PCR陽性者≠感染者・発症者

メディア等でもよくみられますが、PCR検査の陽性者数を掲げ、感染者が増えた!抑え込むための緊急事態宣言も納得だ!みたいな意見があります。
果たしてそれは本当でしょうか?よく登場する言葉には以下の違いがあります。

・PCR検査陽性
「ウイルスがいる」こと。生きたウイルスか死んだウイルスかはわからない。Ct値によっては少ないウイルス数でも陽性になる可能性がある。
・感染
「生きたウイルス」がいる。カラダの免疫力で退治することもある。感染量が少なければ発症に至らない(感染していても無症状の場合もある)。
・発症
「症状がある」こと。通常の感染症では発症=感染した、ということもある。

つまり、「PCR検査陽性」は、必ずしも感染しているとは言えない・必ずしも他の人に移してしまう状況ではないということで、これを感染者と呼び、これをもとに対策を練るということは、根本的に間違っているというか、必要以上の対策をしているのではないか?と私は感じています。

(無症状で済む人は感染させないこととともに、逆に発症前の無症状であれば感染させてしまう可能性があることが言われているので、対策をする必要がない、という意味ではありません)
大阪府の吉村知事も最近になって同様のことを指摘しています。

(また、これに加えて気になっているのが、「死者に対してPCR検査を行ったところ陽性であった。新型コロナが死因である」といったことです。そもそも他の感染症でそんなことするの?というのも疑問ですし、仮に入院患者であれば症状があれば亡くなる前に検査しているだろうし、基礎疾患あったのでは!?と思ってしまいます。)

自粛呼びかけの前にもっと、することある

新型コロナウイルスに対応なさっている医療従事者の方々は本当に大変な思いをされているのは重々承知の上で私の意見を述べさせていただきます。

「医療崩壊」よく聞く言葉ですが、自由に遊びまわる人たちのせいで医療崩壊しかけている(している)!自粛してほしい!という論調で用いられることが多いですよね。でも、その感情の矛先を自粛しない人たちに向けることが、本当に正しいことなのでしょうか?

その思いの矛先を向けるべき相手は人ではなく政治だと私は思っています。少し前までは、日本は人口に対して病床が多すぎるので、保健所や病床を縮小させるべきという考えで世の中が動いていました。それがこの新型コロナウイルスが流行し始め、医療崩壊の危機を招く理由のひとつになっています。例えば、新型コロナウイルスの対応を非常にうまくやっている和歌山県では、このような世論に従わず、保健所の機能を減らさずむしろ強化していたという話もあります。

このような背景から、なぜ今、(一時的にでも)保健所や医療を強化する方向にお金を動かさないのか?1番大胆に対策するべき箇所ではないのか?というところに私は非常に強い疑問を持っています。指定感染症の見直しもその1つの方法だと思います。

確かに、自粛しない人が感染者を増やしているのかもしれませんが、一方で、自粛しない人が経済を動かしているという事実もあるだろうし、医療崩壊の危機の原因をその人たちに押し付けるのは、少し浅はかなのではないかなあ、というのが私の感覚です。

社会的制裁が大きすぎ

未知のウイルスだから、メディアでは恐ろしいと言われているから、自粛が呼びかけられているから、いろんな理由があると思いますが…

多くの人はかかったら治るし、大都市ではどこから移ったかももう追跡できません。むしろこれだけ感染拡大!と言われているなら、誰がかかってもおかしくないのに、かかってしまった人にものすごく厳しい社会だなということは実感としてあります。

感染対策は言わずもがな大事

ここまで書いてきましたが、確かに新型コロナウイルスは怖いウイルスで、著名なかたで亡くなっている方もいます。

その相手がコロナだろうが、インフルだろうが、風邪だろうが、かかってしんどい思いをしたくないので感染対策は大切だと考えています。かからないに越したことはありません。

3密をさける・手洗いうがい・こまめに消毒・マスク
といった基礎的な感染対策をきちんとやりながら、普通の生活をしていこうと思います。
あ、あと田舎のおじいおばあちゃんには極力会わないようにするとかね。

まとめ

今回は、緊急事態宣言や新型コロナウイルス感染症に関して書きました。陰謀論だ!と思って毛嫌いするんじゃなくて、こういう考え方も一理あるな〜、と冷静に読んでいただけるとありがたい内容でした。

つらつらと書いたのでまとめることはありません。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
カワチ


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