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NHK大好き人間がNHKの良さを勝手に語る

おつかれさまです。カワチです。標題につきまして。
今日は長いです。

私の家庭は、テレビはほとんどNHKしかつけないという家庭でした。子どもの教育の方針とかではありませんが、母の好みだったと思われます。

幼少期は、お母さんといっしょ・ピタゴラスイッチ・ゆうがたクインテット・天才てれびくんなど数々のNHK教育の番組を観て過ごしました。(懐かしい)
モノゴゴロついてからは、朝はおはよう日本から朝イチ、夜はNHKニュース7やためしてガッテン、クローズアップ現代、かんさい熱視線(地元が関西なので)、ダーウィンが来た!などなど、民放に比べて圧倒的にNHKを観て育ってきました。

気付いたらNHK大好き人間が出来上がっていた、というような私自身なのですが、今回は、そんなNHK大好き人間の私が、私目線でNHKの良さを語りたいと思います。NHKの回し者というわけではなく、勝手に語ります。皆さんが少しでもNHKいいじゃん!と感じてくれたら嬉しいです。

①そう、CMがない

手始めに、これです。大きく他の民放番組と違うところです。NHKは、基本的に受信料で成り立っている(後述します)ことや、放送法において、NHKは広告を放送してはならないという法律が存在しているため、スポンサーのCMというものが存在しません。

テレビを観ている時、いいところでCMに入って、続き気になる!!という時ありませんか?もちろん、番組の構成において続き気になる!という演出はあるかもしれませんが、CMに遮られることはNHKの番組にはありません。

②番組のバラエティに富んでいる!

これもNHKの特徴だと思います。あまりNHKを見ない人からしたら、真面目そうな番組ばっかりという印象があるかもしれませんが、そんなことはありません!

NHKは、総合、Eテレ、BSにまたがって多種多様な番組が存在します。
ニュースだけでなく、政治家や専門家を呼び討論したり、社会問題に切り込む番組、健康や料理、流行りの現象もしくはコアな趣味を面白く解説する番組、演歌から最近流行のものまで幅広い音楽番組、ドラマ、密着、街を歩く番組…
と聞くと、いやいや!民放、他局でも同じような番組ありますよ!と思うかもしれません…が、NHKにはもっともっと多様な番組があります。

チョロっとだけ、ざっくりいうと…
•歴史や文化の真相を確かめる系の番組
•お子さんだけでなく大人も面白いEテレの教育番組
•様々な言語をレベルに合わせて学べる番組
•何といってもスケールが大きい自然ドキュメンタリー番組
•落語、文楽、能、歌舞伎などの日本の伝統芸能、古典芸能を取り上げる番組
•社会的マイノリティーの人たちが主役の番組

なぜこんなにバラエティに富んだ番組編成なのか?それは、先ほども言ったようにNHKが受信料で成り立つ公共放送であるからです。CMスポンサーの収益や視聴率に左右されないことで、これは民放では観られないな!という多様で、かつコアな番組がたくさん存在します。

確かに、これだけ多様でコアな番組があると、一見堅苦しくハードルが高いように思えます。でも、番組を観るだけで手軽に文化に触れられたり知識や教養をつけることができるので、とてもおすすめです。

③おすすめの理由はその「ディープさ」にあり!

先ほども書きましたが、NHKには多様な、かつコアな番組があります。
その番組たちのコアでディープなことといったらもう!ここにNHKの素晴らしい点があると思います。2つ例をあげて紹介します。

まず、ダーウィンがきた!や、ワイルドライフ、ホットスポット最後の楽園などに代表されるような自然ドキュメンタリー系の番組です。サバンナや海の中、地球上の様々な自然や動物について、ものすごく大きいスケールで、でも細か〜いところまで放送しているというのがとてもいいところです。

ひとつの動植物の生態や自然現象について、1時間ないし90分番組で取り上げる、しかも人間の出演はほぼナレーターのみという番組は、中々他の放送局には無いんじゃないでしょうか。

1時間ネコだけ、っていう番組もあります。愛猫家にはたまりませんね。

次に、日本人のおなまえっ!、ファミリーヒストリー、ブラタモリ、歴史秘話ヒストリアのような文化・歴史を検証、解説する教養番組です。
学校の教科書で習うようなことや、今まで当たり前に思っていたことの、由来や裏話を知ることができます。

これらのようなNHKの教養番組の良いところは、演者(芸能人)が最低限しか出てこないこと、その分野の専門家の解説があることです。
単純に知識が増えて教養を身に着けることができるだけでなく、「当たり前と感じていたことの由来は何だろう?なぜだろう?」というように、今までの知識とは違った視点で物事を考えられるようになると思います。

上記以外にも、短い時間の番組でも、ひとつの物事について深く広げていくという番組がNHKには多いように思います(お弁当とか)。
いちど観始めたらそのディープさゆえに、沼にハマってしまうこと間違いなしです。

また、良い意味で演者にスポットライトが当たらず、ひたすら番組のテーマを追求することに重きを置いているというのもNHKの良さだと思います。(番組の内容によりけりですが)

④責任のある報道・ニュース

これは、NHKの圧倒的な良さのひとつです。日々伝えられるニュースについても、民放の朝・夕方の番組のようないわゆるワイドショーと言われるようなものは存在せず、ニュースにおけるコメンテーターは必ず解説委員やNHKの支局の記者であり、報道された分野について専門的、かつ中立的な立場からコメントや解説をしています

最近よく民放の情報番組・ワイドショーが批判をされていますが、芸能人が中途半端な知識でコメントすることや、間違った世論を形成して押し出すということはNHKでは起こりません。また、政治家や専門家への取材も、鋭い切り口での質問が多く、見応えがあるように思います。

普段のニュース番組もそうですが、特に、災害に関すること・いのちを守ることに関する内容については、ピカイチであり、最新のNHK経営計画案の「5つのキーフレーム(重点投資先)」のなかにも、「安全・安心を伝える」、「視聴者・国民のみなさまの安全と安心を徹底的に守ります。」という文言が示されています。

3.11のときこそ、ほとんどの放送局が地震について報道していましたが、最近の台風などではそのような状況はほとんど見られません。一方、NHKは、台風などの災害が起こると、他局がバラエティ等を放送している中でも、災害に関する情報を常に流したりニュースの時間を増加させたりしています。

2019年の台風19号では、高瀬アナウンサーが夜通し台風について報道したことが話題になっていました。

また、番組放送中に地震が発生した際の対応や、災害報道時の「いのちを守る行動を」とか、「海岸には近づかないでください」「不安のあるかたは早めの避難を」といった声かけなど、NHKの他局には無い災害への態勢がみてとれます。

このような理由から、私の場合は、報道・ニュース番組はNHK一択です。

まとめ

さて、今回は、NHK大好き人間の視点でNHKの良さについて勝手に語りました。これを機に、NHK見てみようかな…という人が増えればいいなと思っています。

また、冒頭から、「NHKは受信料で成り立っている」と述べてきましたが、昨今、受信料についてとか、公共放送のあり方について賛否両論ありますよね。
現状では、NHKを受信できる機器を持っている人は、受信料を払う義務があります。

観てないのに払いたくない!という人たちの気持ちもわかるのですが、NHK大好き人間の私からしてみれば、テレビを持っている人はまずNHKのいろんな番組を観てみて!という感覚があります。受信料があるからこそ、視聴率に左右されない多様でコアな番組を提供してくれていることや、災害時など公共放送だからこそ伝えてくれることなど、とりあえずNHKを観はじめてみれば、受信料を払う価値を少しでも感じられると思います。

むしろ、受信料を機にNHKの沼にハマる人が増えればいいのに〜というくらいの気持ちです。

確かに昨今のネット番組を考えたら高いような気はするけどね!!!

受信料を含めNHKのあり方については賛否両論あると思いますが、今日は、NHK大好き人間の私による勝手に良さを語る回なので大目に見てください!そして、ぜひNHKの色々な番組を観てみてください!!

おまけ(おすすめ番組)

•0655
•デザインあ
•ミミクリーズ
•ピタゴラスイッチ
•ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!(終了してしまうようです)
•所さん!大変ですよ
•サンドウィッチマンのお風呂いただきます
•チコちゃんに叱られる!
•クロ現プラス
•ダーウィンがきた!
•岩合光昭の世界ネコ歩き
•ホットスポット最後の楽園
•ワイルドライフ


まだまだありますよ〜!

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