【人間関係】自分ばっかり損していると思う方へpart2

確証バイアスという言葉を知っているでしょうか？

確証バイアス：自分に都合のよい情報ばかりを集める傾向

聞いたことがない人は、「周りは間違ってる」「正しいのに何故かスルーされる」と思ったことはないでしょうか？その理由になるかもしれない傾向です！

確証バイアス

自分に都合のよい情報ばかりを集めるということは、自分に都合の悪いものは集めないということです。つまり、自分の仮説などを証明するために集めた情報の上では正しいものになります。集めた情報は、いろいろな観点から集めているつもりですが、無意識のうちに都合の悪いものは無視してしまっているのです、これを確証バイアスと言います。

例えば、プレゼンするときに、自分が伝えたい内容と合っているものを探すと思います。

「こんなことはやめたほうがよい。、同じ事例では失敗しています。」や「こんなことをしたいです。同じ事例では成功しています。」と伝えるのは情報の信頼性が低いです。

「複数の事例を確認しましたが、8割は想定通りになります。」や「他の事例では失敗していますが、〇〇が要因なので、こうすれば成功します。」であれば情報の信頼性は上がります。

このように確証バイアスによって、自分的には正しいが周りから見ると「都合のよい情報だけなのか？」「反論や失敗の対策はないのか？」と信頼性に欠けるという状況になります。

では、確証バイアスを防ぐ方法を紹介します。

①最初に反論する

都合のよい情報だけ集めればどんな仮説も証明することはできます。例えば、以下のように無理な仮説も以下のように都合のよい情報だけ集めればそれっぽく見えます。なので、まずは、反論を探しましょう。最初に仮説や主張と逆の意見や結果を見つけることで都合の悪い情報を手に入れましょう。

水は人を殺すので飲まないほうがよい。何故なら、死んだ人の9割以上が24時間以内に水を飲んています。

②自分と意見が違うものに触れる

自分と思想が違う人や普段読まない本など、自分が好きな情報以外に触れることで、自分に都合の悪い情報も入る状態を作りましょう。気分はよくないかもしれませんが、意外と視野が広がり面白いかもしれません。

まとめ

無意識のうちに、人は自分に都合のよい情報で身を固める

無意識を意識することで、様々なことを解決できる

昨日に引き続き、無意識化の傾向について紹介しました！人間の8割以上の行動は無意識と言われているので、無意識を意識することで大きく生活は変わると思います。