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【漫画レビュー】にわかですまないが『ゴールデンカムイ』を語りたい

 こんにちは(o・ω・o)オタクです。

 大人気コミックである、野田サトル原作『ゴールデンカムイ』が本日完結。
 本日(4/28)まで行われている全話無料公開のタイミングでイッキ読みして(13巻くらいまでは読んでた)、本日最終話を読み終えました。

 そんなひわか者のレビューなので伏線だとかアイヌの歴史描写だとか、作品のクオリティだとか……は、金カムを愛する人にお任せして。
 カエルはカエルっぽいレビューを書いて行こうと思います(o・ω・o)
 
 お品書きはコチラ。

□金カムを愛する人たちの反応(既読者向け)

 このTLが最終話を一読した時に「この山猫の絵は……?」って思ったカエルの疑問を解消してくれました。
 尾形の人生を肯定している……というか一人の人間として評価しているからこその『山猫の絵』とそれを手放さなかったロシア人。
 だったのだろうなぁ……と。

 これ、すっごい理解わかる。
 カプ厨とかの話は置いておいて、『ゴールデンカムイ』めっっっっちゃ人死ぬ。簡単に死ぬ。
 なのにその死んでしまう人たちは敵でも味方でも、愛すべきキャラクターたち。
 そんな中で推し(しかも2人)が揃って死なないとか、マジで奇跡。良かったねぇ……。
 
 そう言えば、敵でも味方でも愛すべきキャラクターという所ですけど、この『ゴールデンカムイ』ほど「正義とは主観である」ということを突き付けてくる作品は類を見ないとカエルは思いました。
 「正義の敵は別の正義」みたいな話。
 つっても、金カムに出てくるキャラのほとんどは「私利私欲」だったり「自分の正義のため」だったりが行動原理ですけど。
 最期まで「カッコいい敵役」だった鶴見中尉しかり。
 最期まで「カッコいいチンポ先生」だった牛山辰馬うしやまたつうましかり。
 最後まで「白石由竹しらいしよしたけ」だった白石由竹シライシしかり。
 
「絶対にその正義感、歪んでる」って思うけど愛さずにはいられない。最後の最期まで貫く『信念』がキャラクターに在る。
 
 愛さずにはいられない……。



 こんなんワロてまうわwwwwwwww


□金カムの影響

 ゴールデンカムイ、高校教科書に載ってる。
 
 ゴールデンカムイにて使われているアイヌ語やアイヌ民族に関する資料はかなり深いもので、

 ゴールデンカムイのアイヌ語監修者である中川裕氏による著書も発売されている。

 その史実に忠実な作風ゆえに、

 実写化が決定した現在、「本当にゴールデンカムイがゴールデンカムイとして実写化されるのか?」と危惧するファンは非常に多い。

 ゴールデンカムイという作品は原作者である野田サトルが描くから『ゴールデンカムイ』足りえるのだ、という声は当然。
 
「日本映画やハリウッド、ドラマにおいての『漫画の実写化』の成功例は少ない」というのが漫画ファンの共通認識。

 そもそもアイヌ語とアイヌ民族の風土の再現どうするんや……?みたいな懸念はすごいある。
 
 ただ、日本とアイヌ、そしてロシアとの歴史的な関わりを今、この時代に知ることはとても価値があるのではなかろうか。とも思う。


□ゴールデンカムイを読もうよ

 全話無料公開がスタートした時、

「そんなことしたらコミックが売れなくなるよ!!!」
 
 と懸念の声がファンから上がった。
 カエルも同じ事を思った。
 海賊版や違法アップロードがネット海を群泳するこの時代だ。
 作者が儲かってゴールデンカムイというコンテンツが潤うことが望ましい。
 熱心なファンならなおさらそう考えただろう。
 
 しかし、ゴールデンカムイの原作者、野田サトルはやっぱり強かった。

 
 ああ、ゴールデンカムイは本当に面白い作品だ。
 この漫画を読まずに生きるなんてもったいない。
 ゴールデンカムイを読んで、みんなで「ヒンナヒンナ」言おう。
 

 ゴールデンカムイはいいぞ。

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