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ウクライナ復興に日本の新幹線!実現できれば日本外交の大勝利!!
ウクライナの戦後復興に「日本の新幹線を」という声がある。
ロシアによる侵略で国内の鉄道網を破壊されたウクライナのクブラコフ副首相兼インフラ相が、「新幹線」整備による復興の意向を示していたことが27日、分かった。日本政府関係者が産経新聞に明らかにした。新幹線の海外輸出には、地元ニーズの調整など困難が多い。だが、ウクライナは、日本の最先端高速鉄道システム導入を契機に、戦後復興とロシアの影響力排除を加速させたい考えとみられる。協力の模索は、日本主導の復興支援にもつながる。
これは是非とも実現して欲しい案件であるが、戦争終結の目途が未だ立っていない状態での発言であり、単に日本からの支援を引き出すためのリップサービスに過ぎないという可能性もある。また、仮に本気だとしても、戦争終結時に政権が変わっていたら、「えっ、そんな話ありました?」となるシナリオもありえる。
これらのリスクは承知のうえでも、この提示されたチャンスは日本政府・民間企業一体となってがっちりつかみ取るよう、外交努力を続けていただきたい。
新幹線とパッケージで駅周辺のインフラ開発まで日本が請け負うことになれば、日本外交の大勝利と言えるだろうが、直前で中国や欧州に美味しいところを持っていかれかねないので(直前になれば熾烈な競争が行われるだろう)、長期的な日本外交の実力が試されるところである。
けれども、地味なところでは、日本の鉄道輸出は案外健闘しているというところも指摘しておきたい。
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