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私という人間

どんな人にどんな風に寄り添えるか分からないけど、
まず私という人間を知ってもらうことが
第一歩かなと思い、
改めて私の生い立ちや現状を書いてみます。
ちょっと長いですが、
重なる部分や共感する部分があれば
ぜひ分かち合いたいです。

【私の生い立ち】
父、母、双子の兄の5人家族の末っ子に生まれ、4歳から大分の田舎に家族で移住しました。
小学校は全校6人と超小規模校で、
理由ははっきり覚えていませんが、
小1の2学期くらいから不登校になりました。
まだ不登校が珍しかった当初、
両親はよく私のことで喧嘩していました。
そんなある日、ふとした事で
母が泣いた姿を見て衝撃を受け
「私が心配かけたら母が泣く」と
自分の気持ちに蓋をして
"いい子"であるように努めました。
我儘言わない、何も欲しがらない、
いい成績を取る、先生から褒められる。
辛いことがあっても親に言わなくなりました。
結局2年生の2学期から転校し、
休みがちながらも何とか卒業出来ました。

中学校、高校はまぁ楽しく色々な経験をしつつ過ごしました。
(とはいえ色々ありました😅)
私にとって家族は一番気を遣う存在で、
それがしんどくて
早く家を出たかったし
経済的に自立したくて
高卒で就職しようと思っていました。
でも結局何がしたいか定まらず、
先生や親の言う通り大学へ進学しました。

大学生になって一人暮らしを始め、
自分よりアクティブですごい人達が
沢山いる環境はめちゃくちゃ楽しかったです。
でも色々な人と出会う度、
自分は何者なんだろうという疑問がつきまといました。
当時の私は本当に何でもやって
何か自分の存在意義や価値を持ちたくて
もがいていたと思います。
そしてまた進路を決める時、
やっぱり何がしたいか定まらず、
自分探しを繰り返す日々でした。
とりあえず就活はしないと決め、
その代わりにケニアへ🇰🇪
8泊10日で小さなツアーに参加し
マサイ族やスラムの人達と出会いました。

彼らは私にはない輝きを持っていて、
明日を生きれるかも分からないのに
キラキラした目で夢を語っていて、
圧倒的な違いを見せつけられた気がしました。
でも、この違いを変えることはできなくて、
私は私の持つリソースで生きるしかなくて、
最終的に新卒フリーターの道を選びました。

フリーター1年目は法律事務所で働き
2年目は違う仕事を経験してみようと
福祉系の事務職に転職しました。
しかしその職場の環境が合わなさ過ぎて
3ヵ月で出社出来ないまでに病みました。
でも働かなきゃ、実家には帰りたくない
という思いでバイトしては上手くいかず辞め
それを3度くらい繰り返し、
心療内科も何度も変えて、
結局自分で生活することも出来ないまでに
重度のうつ状態になりました。
それでも実家には帰りたくなくて、
自ら心療内科に入院しました。

ただ毎日ベッドの上で
ご飯を食べ、たまにお風呂に入り
何も考えないように携帯でゲームをしたり
たまに近くのスーパーまで外出したり。
退院したいと思えるまでに
3ヶ月かかりました。
そして親のお金でニートをさせてもらい
バイトができるまでに復活しました。
たまたまいい環境のバイト先に出会え、
暫くその居酒屋で働き、
また自分の生きる道に悩み、
湯灌納棺師という仕事に就いてみました。
そして旦過市場の火事をきっかけに
いつかはと思っていた自営の道に進むことを
決断し、今に至ります。

【日々思うこと、私の現状】
不登校やうつ病も然り、
日々生きづらいと思うことは沢山あります。
でも結局何とか生きていけているのが
良いような悪いような。
今でもやっぱり強く生きたいとは思っていないし、余命宣告されても受け入れられる気はします。
とりあえず自ら死ぬ訳にはいかないので
何とか毎日生きている。
生きる意味はそんなに無い。
私はバリキャリにはもうなれないし、
キラキラ夢を語ろうとも思わない。
でも、
この屈折した人生や生きづらさが
同じような気持ちを持つ誰かのためになるなら
そんな幸せなことはないなと思うのです。

今も仕事をするだけで精一杯です。
仕事も程々にしたいけど、
生きていかなきゃいけないから
それなりに頑張るようにしています。
でもその分他は頑張らない。
心療内科も通ってるけど
ただ薬を貰うだけで結局自分次第だし。
でも薬を飲むことで安心できるなら
私は薬も悪くないと思っています。

【私が相談に乗れること】
不登校に悩む人、その親御さんの話を聞くことは出来ると思います。
解決策を教えるとかは出来ないけど、
自分の経験から伝えられることはあるかもしれません。

うつ病や適応障害の人の話し相手にもなれると思います。共感出来ることは多いかと。
あとは病院選びだったり薬との付き合い方だったり。
リハビリがてら働きたい人がいれば
それも全然ウェルカムです。

周りにすごく気をつかってしまう人
人の目が気になる人
自己肯定感が低い人
たまに人生休みたくなる人
自分探しをしている人

みんなそれぞれ環境も生い立ちも違うから
全てを理解は出来ないけれど、
それでもこんな人達とは
分かち合える何かがあるのではないかと思います。
その他にも“生きづらい”と思うことがある人は
ぜひその生きづらさについて語らいましょう。
そう思っているのはあなただけではないですよ。

私の生きづらさが
誰かのためになれば幸いです。

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