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「書くのが苦手」と思ったら、得意な人の行動を要素分解して少しずつ取り入れる

こんにちは。リサーチャーの川勝です。
最近「文章を書くことが苦手だ」と相談してみると、チームメンバーから文章に対する工夫や取り組みについてたくさん教えてもらいました。せっかく教えてもらったことを記録したいとおもい記事化しました📝

✍️メモ:得意な人の行動を要素分解し、少しずつ取り入れながら試すと苦手意識が軽くなる

文章を書くことに苦手意識がある

リモートワークにおいてチャットコミュニケーションは必須になる。非同期のコミュニケーションには、テキストで適切に会話する機会が増えた。リモートワークが始まった頃からこの苦手意識が強くなり、書いても何だか伝わっていない気がする….と日々もやっとした気持ちで書いている。

リモートワークに文章力は不可欠

さらにリサーチャーというお仕事をする上では、文章力はあるに越したことはない。インタビュー対象者の発言や行動、そこからの示唆を伝えるためにレポートを作成する機会も多い。これはどうにかしたい。

チーム相談会が開催された

同僚との1on1でおもむろに文章が苦手でして…と相談したところ、「じゃあチームメンバーにも聞いてみましょう」と、ちょうど翌日がリサーチチームの定例会ということもあり、場がすごい速さで設定された。

チームメンバーは日本各地に住んでおり、基本的にオンライン開催される。相談会では以下をメンバーごとにオンラインホワイトボードに書き出す。

  • 文章を書くことが苦手か得意か

  • 文章を書くときの工夫・困りごと

  • メンバーへの感想・アドバイス

得意な人・苦手な人の違い

それぞれのメンバーを得意・苦手と別れて、それぞれが書くときに意識することを書いてみた。編集の経験があるメンバーで得意と言えるメンバー。得意でも苦手でもない中立メンバー(おそらく得意な方だと見た)。苦手意識があるメンバー。私は断然苦手です。

書くときに意識すること

比較をして見てみると文章に対する意識レベルの差を感じる。そもそも自分は苦手意識はあるが「そもそも何が苦手なのか?」の要素分解ができていない。苦手ポイントも分からないので対策ができない。
一方で得意な人は、文章を書く工夫を意識的に言語化している。また避けたい状況、目指したい状況も意識している。素晴らしい。


得意な人を真似しよう

文章に関する工夫をまとめて見ると、構成と表現に分けられそうだ。

各自の工夫ポイントまとめ

>「〜させていただきます」「〜になります」という謎の謙遜語を使わない
>「〜という〇〇」のような「という」を使わない
なるほど…(誰か早く教えて欲しかった)


相談会を実施して

最終的に伝えることが目的のコミュニケーション手段の1つ。
そのため手段は図でも言葉でも伝われば良い。
ただ持てる選択肢は多い方が、より伝わりやすくなる。

得意な人は書くという行為の要素分解ができている

得意な人はおそらく試行回数が多く、自分の中でこうするとうまくいくという要素を自分の中で構成している気がする。メンバーがTTP(徹底的にパクる)得意な人を真似してみるという話していた。得意な人が積み上げてきた要素を自分に取り込んでいくことで得意な人に近づけるのかもしれない。

苦手をオープンにできるチームは良い

弊社のメンバーが「『餅は餅屋』の餅屋がいっぱいたくさんいる」と話していた。得意なことは得意な人に任せる、そのために自分は何が得意で何が苦手なのか自覚すること、そして苦手を補完できる人が誰なのかチームで理解すること。それがチームであることの良さだと感じている。

文章はやっぱり苦手だな…と思いながら、せっかくもらったアドバイスをどうにか活かしたいというモチベーションで書き切ることができました。文章を書くには勢いも大事なのかもしれませんね。



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