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社名とミッションに込めた想い

はじめまして、Azoopの朴です。
2021年から採用PR活動に注力していこうと決めまして、メンバー全員でnote更新を頑張っていくことにしました。週1回更新を目標に、各メンバーがnoteを更新予定ですので、少しでも多くの方に読んでいただければ嬉しいです。栄えある第一回目は、言い出しっぺである私が担当することになりました。SNS発信が得意なタイプではないですが、「ありのままを伝える」をコンセプトに、投稿続けていきたいと思います。

創業の背景

2017年5月に株式会社Azoopを創業し、もうすぐで4期目を終える。
父を筆頭に事業家の家系に生まれたので、その影響から幼き頃から将来は起業するものだと思って育ってきた。
大学卒業時には、20代で起業しようとを決めており、起業家精神・スキルが身につく会社に行きたいという思いで、当時人材輩出企業として有名であったリクルート(現リクルートホールディングス)に入社した。一番辛くて成長できる部署に配属してほしいと人事に嘆願し、リーマンショックで業績不調が続いていたHR領域(リクナビ・リクナビNEXT・タウンワークなどの商材)に配属され、退職するまで同じ部署の営業として働いた。3年で辞めるつもりが、仕事の面白さからあっという間に5年の月日が経っており、結局29歳でリクルートを卒業した。

卒業後は、リクルートでの知見を活かそうとHR領域での起業を検討していたが、実家に帰省した際に「少し会社手伝わないか」と父に突如言われ、昔から父と一度は働いてみたいという思いもあったので、「少しの間なら・・・」と思い父の会社に入社した。家業での経験が、後にAzoop創業につながる。

家業は愛知県に本社を置き、東海・関西エリアを中心に中古トラックの買取・販売を行っており、主な取引先は運送事業者であった。家業に入社しての私のミッションは、関東エリアへの事業拡大を一人で行うことであった。当時住んでいたマンションを活動拠点にして、毎日早朝から日が暮れるまで運送事業者に飛び込みで営業して顧客開拓を行った。業界知見ゼロでのスタートだったが1年が経とうとした時には取引社数も拡大し、運送業界や中古車流通業界に関する知見も深まり、業界特有の商習慣に違和感を抱くようになっていた。その中でも真っ先に解決したいと思ったのが、「現車確認の商習慣」による中古車流通の非効率さであった。

トラックは走行距離100万キロオーバーの車両もざらにあり、乗用車に比べ車両状態の見極めが非常に難しい。そのため売買が行われる際は、車両をわざわざ現物確認して取引するという商習慣が根付いていた。中古車事業者間で売買する際は、栃木か神戸にあるオートオークション会場に車両を持ち込み、その会場で競りが行われる。出品者は陸送費以外にも出品料+成約料が都度発生し、購入者も現車確認と入札のために会場に赴く必要がある。また運送会社が保有車両を売却する際は相見積もりを取る場合がほとんどで、複数の中古車事業者が同一車両を確認しにくる。このような非効率さを解消したいと、起業を決意した。私たちが車両検査を行い、状態情報をプラットフォーム上にオープン化することでオンライン取引比率が増え、結果的に中古車流通に関わる方の業務効率化につながるのではないかという想いから、2017年に株式会社Azoopを創業した。

『トラック』に商材をしぼったのはもう一つ理由がある。『トラック』に関わる運送業界、中古車業界は人手不足など深刻な課題を抱える一方、デジタル化が著しく遅れており、電話やFAXで業務の受発注が行われていたため、今後大きく変わると感じたし、私たちが変革をリードする主要プレイヤーになれると可能性が高いと確信したからだ。

社名、ミッションに込めた想い

高校時代の話に遡るが、この経験が私の使命を決めたと思っている。小学生からアイスホッケーをやっており、高校1年生の時に愛知県選抜国体候補生に選ばれた。だが、朝鮮学校に通っていた私は、朝鮮学校が一条校でなかったため参加資格を得られず、国体に参加できないという悔しい経験をした。その後、母、チームコーチ、日本弁護士連合会など沢山の協力者の方とともに文科省に抗議文を送り、高校3年生の時には国体への参加が認められ参加できたのだ。この経験が、私の生きる使命となった。当時の大人のように、意志ある挑戦をする人の選択肢や可能性を広げられる存在になりたいと思うようになった。当時は漠然としたイメージしかなかったが、起業する際に改めて自分の使命と向き合い、「すべての人々の可能性を無限にする」という意志が込めてAzoopという社名にした。そして創業時から「仕組みを変えて、世の中の選択肢と可能性を広げていく」というミッションを掲げている。

サービスブランド名を『トラッカーズ』にしたのも、トラック(≒商用車)に関わるすべての個人・企業の選択肢と可能性を広げたいという想いが込められている。

何をやる会社なのか

私たちは、世界中の個人・中小企業に愛される業務インフラをつくる会社を目指している。常識を疑い、「人×データ×テクノロジー」の力で新しい選択肢を創造し、より多くの成長ポテンシャルを最大化することで、個人・中小企業の意志ある挑戦を後押しし、達成感と充実感に満ち溢れる社会を実現したいと心から思っている。

その第一歩として、『トラック』を軸に運送業界と中古車業界をターゲットにしてサービスを提供している。私たちは、古き商習慣が色濃く残るこの両業界にDXを推進し、業界に 関わるすべての人・企業の選択肢と可能性を広げ、成長を後押していきたい。

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