見出し画像

「松葉杖」からの「睡眠障害」そして「単身赴任」


息子は歩行困難(転換性障害)
以外に
起立性低血圧(起立性調節障害)の症状がある 
まさに眠れる森の美女…じゃなくて眠れる田舎の中学生といったところか
最初の頃は明け方に寝て午後2時か3時頃起きるという生活をしていた

だが午後に起きるのも
私が必死に起こして何とか起きる感じなのだ
その頃、私は息子が完全に昼夜逆転してしまうのが怖かった
だから無理にでも息子を起こしてた

真っ白な顔色で静かに
寝息も聴こえないほど深く深く眠ってしまう息子
生きてるよね…と確認したくなるほど
息子は深い眠りにつく

起きたら今度は、めまいと頭痛
そして足に力が入らないと
私が介助しながら息子は松葉杖に何とかしがみつく

私はもう、頭がおかしくなる一歩手前
だった

目の前で起こっている事は現実なのか

少し前まで朝、自分の部屋からドタバタ階段を降りながら急いで支度をして
「行ってきます」と
学校に行っていた息子はどこにいってしまったんだろう

これは夢だ
私は長い夢を見ているんだ

現在、夫は海外(インド)に息子が
小6の時から単身赴任している

もし今、夫が家に居てくれたら
せめて日本国内での単身赴任だったら…
そう思わずにはいられなかった

日本からインドまで移動が約2日かかる

時差はそれほど無いのだが
(2〜3時間程) 
交代勤務で夜勤などもあり
いつ連絡すればいいんだよっ
という感じで
結局、LINEで文字での連絡に
なってしまう

もうLINEで長文を打つ元気も無い私は
1人で行き詰まっていた

病院を
息子を治してくれる病院を探さなきゃ
私はほぼノイローゼ状態だった

とりあえず息子の中学校に
相談してみよう

以前、スクールカウンセラーを
利用した事もあり
学校は味方になってくれるものだと
その頃の私は盲目的に学校という
コミュニティを信じていた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?