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ヘルスケア分野のIT化

ヘルスケア分野のIT化が進んでいる。

アップルは日本の医療分野に本格参入する。アップルウォッチを使った心電図計測サービスにより不整脈の兆候を捉え、脳卒中の予防に役立てる。又、TOTOは人の排せつ物などを分析して生活習慣などに関する助言をする「健康トイレ」を開発すると発表した

自治体の動きも活発化している。1月22日に新潟県で「にいがたヘルスケアICTフォーラム」が開催された。新潟県のイノベーション創出支援事業の一環として「ICTヘルスケア立県促進事業」を採択し、県を上げて医療・健康問題の課題にICT利活用で解決の糸口を見出す。

少子高齢化が進み、社会保障制度の見直しによる医療費負担の増加に加え、高齢者の増加に対し、医師、介護士が不足することによるる需給のひっ迫が懸念されている。

医師、介護士不足の課題解決のためにも、IT技術を活用し未病対策、医療介護サービスの効率化、地域医療包括ケアの推進を進めることは急務である。規制改革を柔軟に行い医療福祉業界の仕組みそのものを変革するDXを官民一体となって進める必要がある。