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生と死の出来事が人生の道しるべに

人生の転機は数多く訪れる。
大学の選択、就職か就社か?結婚、昇進、転勤、異動などなど
就職試験では、鶏口牛後という言葉を信じて広告代理店を希望したが、不合格だった。そして、入社したバイト先の会社。3年たったら考えようと思ったが気が付けば36年。あと2年の定年の前に自己都合での早期退職を選択した。それまでは、家のローンがとか、子供たちが就職するまではという思いで自分を叱咤激励してきた。何度か出世街道を外れたり、経営が揺らぎ自分の居場所も見つからないときもあった。それでも、おかれた場所で咲けばきっといつかは大きく花開くと信じてやってきた。
 経済的なしばりや子供たちが巣立った今、「私は誰?」「どんな人生が歩みたい?」という目に見えない問いかけが始まった。
 次へのステップを決定づける出来事があった。一つは孫娘の生命の誕生である。今での自分の元気の源である。自分の子供の時は感じなかったいや感じる余裕さえなかったかもしれない愛情。その孫娘に接している姿は自分の素の姿だった。家族にみえたのはまさかあんぱんまんの歌を歌っている姿が想像できなかったと。それだけ、分厚い鎧を何重にも来ていたのかもしれない。まるで、会社のままの飾ったりみせかけの自分だった。それに気づくことができた。
 二つ目は、孫娘が生まれた4日後に起きた。身近な親族の死に立ち会ってしまったことである。55歳という若すぎる死だった。彼は大手の会社で光学系の研究をしながら大学での教授を目標に仕事をしていた。私は入院の手続きに行ったのだが、様態が急変し目の前で心臓マッサージがはじまりあっという間にあの世に旅立ってしまった。人生ははかない。

人生は一度しかない。人生は限りがある。人生は自分自身のものだ。
だからこそ、あれこれ悩んで何もしないのではなく
あれこれ悩んで一歩踏み出してほしいのである。

そんな、悩んでいたりモヤモヤしていたり、自分って何者だ?と思う人たちの背中を押せる人になりたいなあ。それをセカンドライフの職業として。
ワンナップはマリオのゲームでのきのこをゲットして大きく成長するイメージ。ラーニングは、安全圏からビジョンに向かうラーニングゾーンに一歩踏み出すことを使命とする意味するワンナップラーニングを個人事業主としてスタートしたのであった。
 


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