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ミドルシニアの世代間ギャップのお悩み

「人と組織の成長と活躍」にコミットするコンサルタントの三浦です。

ミドルシニアの方は、管理職として多くの部下を束ね勤務されているのではないでしょうか?職場での部下との関係はうまくいっているでしょうか?今の若者世代はZ世代と言われているのはご存じと思います。

Wikipediaによると「Z世代とは、アメリカをはじめ世界各国において概ね1990年中盤から2000年代終盤、または2010年代序盤までに生まれた世代のことで生まれながらにしてデジタルネイティブである初の世代である。Y世代(ミレニアル世代とも)に続く世代であることから「Z」の名が付いている。」としていますね、

日本で言えば、今の30歳前の社員から新入社員はおおむねZ世代といえます。生まれた時からパソコンやモニターに慣れ親しんおりパソコンやスマホの操作はお手の物で、SNSをコミュニケーション手段として使いこなしている世代ですね。

 日本マンパワーが今年の7月に実施した新入社員の意識調査の結果では、働くうえで最も大事にしたい価値観は「心地よい環境にいること」が1位でした。また、会社を選んだ本音の理由の1位は「社内の人間関係や雰囲気がよさそうだから」でした。将来の自分のイメージでは「出世を希望していない」が1位。現在の会社を10年以内にやめると答えた人は4割。仕事の期待として最も多いのは「自分の成長」ということでした。これを読んでの感想はずいぶん自分の時とは違うなぁという驚きにも似た印象でした。

 世代間のギャップをみなさんはどう感じていますか?すべてがそうではないでしょうが、少なくとも、われわれの時代はこうだったという武勇伝は、Z世代にとっては耳を覆いたくなる昔話なのかもしれませんね。そんな、Z世代を部下に持ってチームをまとめていくには、どうしてらいいんだろうと頭を抱えている上司の方が多いと聞きます。われわれの右肩上がりの成長の時代には、上司の言うとおりにすればうまくいくというセオリーがあったような気がします。逆にそこから外れると叱責されたりする窮屈さもありましたけどね。自分は、型通りにやるのがきらいで、いつも独創的にやりたかった。今思えば、Z世代の間隔もあったのかもしれません。

 しかし今は、VUCAの時代、コロナ禍の中で大きくものごとの考え方が変わりましたね。ミドルシニアにとってもいかに業績をあげていくための成果を出していくのかが難しいし、答えもないんですよね。チームでいかに目標を共有し、互いにフォローアップしながらカバーし合い、チームや組織ついてのパフォーマンスを上げていかねばならないですから。昔のボスのようにチームをひっぱり、バリバリとがむしゃらにやることも難しい。チームや組織のひとり一人の関係性ややる気を引き出していくことがポイントなんでしょう。そのかかわりは、リーダーの力ではなく互いの互恵関係や相互作用が必要とされているではないでしょうか。一歩間違えば、ハラスメントなどと訴えられる可能性もある時代、ワークライフバランスの単語も頭をよぎってしまいます。

大切なことは、世代間のギャップを認め、人間として誠実に向き合う姿勢をいかにもっているのか。そして、指示命令や肩書や権威で部下を動かすのではなく、傾聴をはじめとした相手をリスペクトする姿勢、そして心理的安全性に代表されるように組織やチームの中での人間関係の質が大切なポイントになってくるんじゃないかな。1ON1面談の中できちんと合意することも大事なことですが、それ以上に日々の挨拶に始まり、部下の様子に気を配り必要な時に支援ができる環境があるのか、環境に気を遣いつくっていこうとしているのかがも大切なポイントだと考えています。そのためにも新入社員や部下の方が尊敬できるロールモデルになっているのかが重要なんでしょう。

少子高齢化の中で、いい人材を採用するは競争も激しく厳しさを増しています。人材がいなければ事業の拡大は難しくなります、社員が定着することで経験値があがり実勢を積み重ねてみ、ひいては生産性も上がっていくようになるのではないでしょうか。人が成長することで新たな事業にも拡大できるチャンスが巡ってきますね。社員の中には、2:6:2の法則のように在籍していれば給与がもらえると考え、そこそこの働きぶりでいいかという環境の中にいる人もいるかもしれないです。こんな難しい時代だからこそ。成長意欲のある社員が成長できるように、能力に不安を感じている社員が自信がもてるように、やる気を見いだせていない社員にかかわり、がんばってみようというように個人と組織の相互作用でかかわることも必要な時代です。だからこそ、チームや組織のリーダーや管理職の在り方や接し方、チームや組織のメンバー間の関係性や信頼感こそがその解となるであろうと考えていたことが確信にかわっています。


微力ながらみなさんの人生活躍のサポートができれば何よりです。どうぞ、宜しくお願いします。


ご興味がある方はお気軽にご相談ください。(メール: miura@1up-learning.com HP:https://1up-learning.com)

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