見た動画を紹介する日記（2023年11月6日）第140回:U-NEXTで久しぶりに初代ゴジラ（1954年）を見た

ゴジラマイナスワンを劇場で見た翌日、シン・ゴジラをU-NEXTで見て、初代ゴジラも久しぶりに見たくなったので見た。
古い作品なので、勿論今となってはしょぼい特撮表現もあるのだけど、戦後まだ10年も経過してない1954年にこれが作られたと考えると、すげーなと思うし、特撮表現のアイデア、撮影の工夫も現代に通じるものがあって面白い。
ゴジラマイナスワンもシン・ゴジラも（勿論他のゴジラシリーズも、そして他の特撮作品も）、初代ゴジラをオマージュしている要素、インスパイアしている要素が随所にあって、これからマイナスワンやシンを観る人は、初代ゴジラを事前に見ておくとより一層楽しめると思う。
特にマイナスワンは戦中戦後の日本を舞台にしていることもあって顕著だけど、低い目線、人々の目線の高さを意識したカメラワークで、言ってしまえばミニチュアセットの中で着ぐるみを着た人が演じているゴジラを、そうとは見せず本当にその大きさや恐ろしさが目の前に実在しているかのように感じる工夫が随所にあって、なんならCGがなくアナログの特撮技術とフィルム編集技術だけでそれを見せている初代ゴジラのほうが、映像自体は現代的には古臭く見えてもすごい、まである。