政治家の「質」を高める方法
地方の政治家として4年1期ではありますが、なんとか務めさせていただきました。
この段階で感じていること。として、「政治家の質を高める方法」について一つの結論です。
地方政治家の仕事の一つに「地域の仕事」があります。
市議会議員の役割を定めている「議会基本条例」には、「市民の皆さまから意見や要望を聴いて政策に反映させること」とあり、これが「地域の仕事」です。
私の1期4年間に地域の皆さまから、244種類のご意見・ご要望がありました。
これらの「声」には、道路の安全対策や、公園の整備など目に見えてわかりやすいものから、条例の改正が必要になるような、福祉・教育の改善等まで幅広くいただいています。
「声」の全てを実現できるわけではありませんが、政策に反映させることが仕事になるのです。
この「声」が政策に反映されて実現していくと、地域の皆さまから感謝され、それが私の活動の原動力となります。
加えて、「政治家の質を高めている」ということにも気がつき始めました。
「声」をいただくと、それに対して当局と打合せをして、条例や他の自治体の事例等を調べ、現場を見ます。
つまり、政治家にとっては「経験値」を得るのです。
経験値を得ると、レベルアップしていきます。
すなわち、「声」を聴いて行動すること、そのものが、地域の皆さまへ貢献できる能力をアップすること。「質」を高めることになるという考えです。
私の立場から書くのも変ですが、市民の皆さまが、政治家の質を高めようと思えば、たくさんの「声」を届けるべきです。
政治家は自らの「質」を高めようと思えば、「声」をたくさん聴いて、誠実に行動するべきです。
政治家の「質」は、市民の皆さまの生活や、豊さにつながるもの。
皆さん、地域を良くするために「声」を届けましょう!
刈谷市議会議員
葛原祐季
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