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ライブハウス

近年こんなにライブハウスに行かない年はなかった。

もちろん自分のバンド(トライオン)でライブをやることもなく、2020年が終わってゆく。

「クラスター」という言葉を、「ライブハウスで感染」というニュースで知った人は多い。

最近では「飲食店」が矢面に立たされています。

「メディア」に関わる人間の端くれとしては、この偏った伝わり方には白々しさすら感じる。

もちろん、人が集まる場所にはリスクがあるんだと思うけど、「ライブハウス」「飲食店」にヘイトが集まる報道って、なんだろう。

covid19の正体と、この顛末の真相は、数年後に分かるんだと思う。

そんな事を考えながらも、出来る限りの感染予防対策はしていきます。するべきだとも思います。

昨日(2020/12/27)、岐阜市柳ヶ瀬のclub-Gというライブハウスでライブイベントを開催しました。

岐阜でいちばん大きな600人収容の大バコ。

100人までくらいなら、「ソーシャルディスタンス」を確保する事ができます。

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さらに椅子を出して明確な間隔を空け、消毒、検温、マスク着用をお客さんにお願いしました。

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主催者の悪狼くんは、ブレなかった。

開催にも中止にも理由がある。

それならやりましょう、という思いを貫いた。

僕は直近の世の中の状況から消極的だったけど、悪狼くんの思いに動かされた。

小島愛ちゃんが共演だったことも後押しになった。30年来の付き合いだ。

バンドメンバーのスギさん、トムさん、YOU-Kくんとは、ほぼ初対面だったけど、「音楽」は共通言語だった。

当日の音響を担当してくれた小岩くんは、ボランティアで力を貸してくれた。

club-Gのジェイさんはじめ、スタッフのみなさんも平時通りの素晴らしい仕事をしてくれました。

見に来てくれたお客さんは、2020年いちばんの笑顔を見せてくれた。マスクをしていても伝わってきた。ディスタンスのおかげで、前から後ろの席まで、こんなにお客さん一人一人の顔が見えたのは初めてだった。

写真や映像を撮影してくれた皆さんありがとうございます。

来られなかった人も、きっと応援してくれたし、またライブが普通にやれるようになったら、ぜひ一緒に楽しみたいと思います。

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エンディングでは、「柳ヶ瀬ants」というライブハウスの支援Tシャツを着た。

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負けるなエンタメ。

育ててくれたライブハウスを未来へ繋ごう。

音楽は止まらない!

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