桑木康宏

学びと成長しくみデザイン研究所 代表。 学生時代に取り組み始めた、地方活性化×IT×教…

桑木康宏

学びと成長しくみデザイン研究所 代表。 学生時代に取り組み始めた、地方活性化×IT×教育。 その頃の乗りのまま、今も頑張ってます。

マガジン

  • カリキュラムマネジメント_アセスメント編

    カリキュラムの成果は、どう可視化し、アセスメントに繋げればよいのか。また、やって意味のあるカリキュラムアセスメントとはどのようなものか。形式対応にとどまらず、よりよい教育実現に向けて、学科がチームとして連携する機会に繋げるための「考え方の基本的な枠組み」と「実践事例」をご報告します。

  • カリキュラムマネジメント_設計編

    カリキュラム設計は、多くの場合、既に動いているカリキュラムからスタートする事となります。どのようにすれば、設計意図を学科内で共有し、意図に合わせたカリキュラム運営に向けて動き始められるのか。多くの学科種別に共通して適用可能な実践事例をご報告します。

  • 教育の質保証を一つの文脈で捉え直す

    いまさら聞けない教育の質保証に関する基本。新任教務課の方必見。

  • なぜ今「教学マネジメント」に取り組むのか

    最近、教学マネジメントというキーワードを聞くことが増えました。本動画は、その必要性を次の2つの文書から整理したものです。【2040年に向けた高等教育のグランドデザイン答申】/【教学マネジメント指針】

最近の記事

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カリキュラムマネジメント_アセスメント編④

アセスメントを実際に行おうとすると、ここまでご紹介した事例がうまく適用できないことも多くあります。その場合、どう考えればよいのか。また、アセスメントはいつの時期に行うと運用に乗せやすく、その結果を反映させる際の新カリキュラムと旧カリキュラムの関係はどう整理するとうまくいくか。 実際に、アセスメントに取り組み始めると気になる問題につき、取り組みを進めるうえでのヒントをご紹介します。

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      カリキュラムマネジメント_アセスメント編③【後編】

      収集した情報をどのように分析し、改善に繋げているのか。 「授業レベル(=教員にとって)」のアセスメント活動と、「カリキュラムレベル(=大学にとって)」のアセスメント活動の2つの切り口から、実践事例をご紹介します。

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        カリキュラムマネジメント_アセスメント編③【前編】

        アセスメントを行うためには、アセスメントの基礎となる情報が必要です。そして、アセスメント活動を定着させるためには、この情報をいかに効率的・効果的に集め、管理・分析に繋げるかが重要なポイントとなります。 具体的なアプローチは様々ありますが、ここでは「学生自身が自らの学びを振り返り、次にどのように学びを組み立てていくか考える機会」を、情報収集の機会に繋げている実践事例事例をご紹介します。

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          カリキュラムマネジメント_アセスメント編②

          アセスメントとは何らかの基準に基づき、良い、悪いを判定するためのものではありません。それでは、アセスメントとは何を行うことなのか。 また、アセスメントを行うためには、設計したカリキュラムの実行状況を適切に把握することが必要になります。それでは、4年間のカリキュラムが適切に機能していることを、どのような指標で、どう把握すればよいのか。 本動画では、基本的なアセスメント設計の方法や、注意点を紹介します。

        カリキュラムマネジメント_アセスメント編④

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        マガジン

        • カリキュラムマネジメント_アセスメント編
          5本
        • カリキュラムマネジメント_設計編
          4本
        • 教育の質保証を一つの文脈で捉え直す
          2本
        • なぜ今「教学マネジメント」に取り組むのか
          6本

        記事

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          カリキュラムマネジメント_アセスメント編①

          カリキュラムマネジメント設計編で紹介した「人材育成構想」、「カリキュラムマップ」、「カリキュラムチェックリスト」などの基本概念の確認に加え、アセスメントをスタートさせるためのコツをご紹介します。

          カリキュラムマネジメント_アセスメント編①

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          カリキュラムマネジメント_設計編 ④

          カリキュラムマップや履修系統図を整理し、学科会議で承認するだけでは、各科目の運営がカリキュラムの意図に沿ったものに変わることはありません。カリキュラムの設計意図に沿って、先生方に科目運営をしていただくためには、どうすればいいのか。  本動画では、いずれの大学でも比較的取り組みやすい実践事例をご紹介します。

          カリキュラムマネジメント_設計編 ④

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          カリキュラムマネジメント_設計編 ③

          カリキュラムによっては、ディプロマポリシー(DP)と、各科目の関係を整理しようとしたとき、専門や教養の知識以外の要素の育成をどの科目が担うか、整理の難しいカリキュラムが存在します。そのような時、DPの育成を各科目でどう役割分担すればよいのか。  課題になりやすい次の2つを解決できる実践的な整理方法をご紹介します。 1.DPに含まれる専門や教養の知識以外の要素の育成を担う科目と、担わなくてもよい科目を線引きするのは難しい。 2.アセスメントの結果を、カリキュラムの運用改善に繋げられる役割分担としておくことが難しい。

          カリキュラムマネジメント_設計編 ③

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          カリキュラムマネジメント_設計編 ②

          学科で、学生の学習意欲を高め、育て上げるための仕組みについて話し合おうとしても、学問の体系性を整理するための「科目の過不足の検討」に陥ってしまいがちです。「科目の過不足の検討」から、「教育の仕組みの話し合い」へ転換を図るには、どうすればよいのか。  本動画では、この転換を図るための工夫である「人材育成構想の整理」について、実践事例をご紹介します。

          カリキュラムマネジメント_設計編 ②

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          カリキュラムマネジメント_設計編 ①

          カリキュラム設計は、多くの場合、既に動いているカリキュラムからスタートする事となります。どのようにすれば、設計意図を学科内で共有し、意図に合わせたカリキュラム運営に向けて動き始められるのか。多くの学科種別に共通して適用可能な実践事例をご報告します。  本動画では、なんとなく意味は分かっても、その違いを聞かれると説明しにくい、「教学マネジメント」と「カリキュラムマネジメント」の違いについて、整理を行います。

          カリキュラムマネジメント_設計編 ①

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          教学マネジメントに関する各種取り組みを体系的に整理する際に基本方針としていること

           教学マネジメント(=「教育の質保証」を行うための取り組み)に関する各種取り組みを体系的に整理する際に基本方針としていることは次の5つです。 1.情報の発信元が文部科学省であっても、文部科学省の政策に反対の立場の方のお話であっても、 学生を育てるために練られた手法であれば、特別な教育理論などにこだわりを持たずに取り入れる。  2.学生を育てるために提唱される手法には必ず真実が含まれることを信じて、全てが対立せず、統合されていくよう、各取り組みを体系的に位置付けていく。

          教学マネジメントに関する各種取り組みを体系的に整理する際に基本方針としていること

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          教育の質保証を一つの文脈でとらえ直す

          3つのポリシーの一体的策定だけでなく、IR室の設置、計画的なFD/SD、授業アンケートの活用、シラバスの授業計画化、学生の学修時間や学修行動の把握など、実施すべき「教育の質保証」の取り組みは、上げ始めるときりがありません。  多くの学校をお手伝いする中で感じるのは、「教育の質保証」の取り組みは、個々別々に実施しても効果が上がりにくく、全体を一つの文脈でとらえなおし、1つ1つの取り組みの狙いを組織で共有すると成果が上がり始めるということです。狙いを共有できた学校では、様々な取り組みがかみ合うようになり、教職員の方々が学校が良くなっていく手応えを感じはじめています。  本動画では、「全体を一つの文脈で捉えなおす」とはどういう事か、近年の高等教育政策を俯瞰しながら、教育の質保証に関する各種取り組みを体系的に整理します。

          教育の質保証を一つの文脈でとらえ直す

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          「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン答申」と「教学マネジメント指針」の矛盾解説

           2040年に向けたグランドデザイン答申と、教学マネジメント指針を並べて読むと次の点において、矛盾しているように読める。 ① グランドデザイン答申:多様性と柔軟性の確保 ② 教学マネジメント指針:主体的学習を促すため科目を精選(絞り込む)  一方(①グランドデザイン答申)では、「文理横断」や「幅を広げる教育」として、カリキュラムの充実を求め、一方(②教学マネジメント指針)では、「科目の絞り込み」を求めている。  両方重要だと思うけれども、両立不能と考えていたら、きちんと

          「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン答申」と「教学マネジメント指針」の矛盾解説

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          ⑤ 教学マネジメント指針_後編

          【なぜ今「教学マネジメント」に取り組むのか】全5編中の5番目。最後の動画です。  最近、教学マネジメントというキーワードを聞くことが増えました。本動画は、その必要性を次の2つの文書から整理したものです。     ■ 2040年に向けた高等教育のグランドデザイン答申   ■ 教学マネジメント指針  もし、私の認識のおかし所などございましたら、是非、フィードバックをお願いします。改善に取り組みます。

          ⑤ 教学マネジメント指針_後編

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          ④ 教学マネジメント指針_前編Ⅱ

          【なぜ今「教学マネジメント」に取り組むのか】全5編中の4番目です。  最近、教学マネジメントというキーワードを聞くことが増えました。本動画は、その必要性を次の2つの文書から整理したものです。     ■ 2040年に向けた高等教育のグランドデザイン答申   ■ 教学マネジメント指針  もし、私の認識のおかし所などございましたら、是非、フィードバックをお願いします。改善に取り組みます。 【追記】 ①「2040年に向けたグランドデザイン答申」と「教学マネジメント指針」の矛盾解説記事を書きました。https://note.com/kuwaki/n/nc834f9391ece

          ④ 教学マネジメント指針_前編Ⅱ

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          ③ 教学マネジメント指針_前編Ⅰ

          【なぜ今「教学マネジメント」に取り組むのか】全5編中の3番目です。  最近、教学マネジメントというキーワードを聞くことが増えました。本動画は、その必要性を次の2つの文書から整理したものです。     ■ 2040年に向けた高等教育のグランドデザイン答申   ■ 教学マネジメント指針  もし、私の認識のおかし所などございましたら、是非、フィードバックをお願いします。改善に取り組みます。

          ③ 教学マネジメント指針_前編Ⅰ

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          ② グランドデザイン答申_後編

          【なぜ今「教学マネジメント」に取り組むのか】全5編中の2番目です。  最近、教学マネジメントというキーワードを聞くことが増えました。本動画は、その必要性を次の2つの文書から整理したものです。     ■ 2040年に向けた高等教育のグランドデザイン答申   ■ 教学マネジメント指針  もし、私の認識のおかし所などございましたら、是非、フィードバックをお願いします。改善に取り組みます。 【追記】 ① 動画では取り上げていませんが、グランドデザイン答申に記載のある「大学等連携推進法人」の検討が進んでいます。詳しくは、下記をご参照ください。  ■ Between記事   http://between.shinken-ad.co.jp/univ/2020/08/renkeihojin.html  ■ 文部科学省の検討資料   https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20200714-mxt_koutou01-000008731_05.pdf

          ② グランドデザイン答申_後編

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