「キュビスム展 美の革命」
20世紀初頭、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックという2人の芸術家によって生み出されたキュビスム。その名称は、1908年にブラックの風景画が「キューブ(立方体)」と評されたことに由来する。
キュビスムとは、西洋絵画の伝統的技法であった遠近法や陰影法による三次元的な空間表現から脱却し、幾何学的に平面化された形によって画面を構成する試みのこと。絵画を現実の再現とみなすルネサンス以来の常識から画家たちを解放し、西洋美術の歴史にかつてなく大きな変革をもたらした。
50年ぶりの