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お気に入りをまとって軽やかに。

おしゃれに縁遠かった私。

40歳を目前に控え、私なりのおしゃれがようやくわかってきた気がする。

基本はズバリ、自分の気分があがるものを選ぶ!

そして、自分の似合うものを知ることで、より楽しめるようになった。

私のおしゃれ遍歴をざっと書くとこんな感じ。

 ~高校卒業まで : オシャレ楽しむ度 
・祖母から譲り受けた服を主に着る日々。
・背もグンと伸び可愛い服が似合わないと悲観。
・中、高でスカートをはいたのは制服のみ。
・男の子っぽい恰好ばかりしていた。



大学時代~社会人3年目:オシャレ楽しむ度 ☆☆
・大学入学をきっかけに親元を離れ一人で買い物に。初めて普段着るスカートを購入。自分の着てみたいが少しづつ出せるようになる。
・心療内科にお世話になり、体形も大きくなるので、オシャレを心の底から楽しめてはいなかったが、流行とやらを知るようになる。
・主人からの初めての誕生日プレゼントはピアス。それをきっかけにピアスホールをあけた。そこからアクセサリーにも興味を持ち始める。



20代後半~30代半ば:オシャレ楽しむ度☆☆☆☆
・気持ちも落ち着いてきて、いろいろ楽しめるようになってきた。
・憧れの人を真似してこれまで着たことがなかったワンピースやキレイめコーデにも挑戦。  
・雑誌を定期購読し、着回しやコーディネートを学ぶ。手持ち●着で1ヶ月!とか好きだった。



30代半ば~: オシャレ楽しむ度 ☆☆☆
・自分の年齢にあう雑誌を見失う。 
・ネットショッピングが主流となり、なんとなく購入→なんか違う?→でもせっかく買ったしが多発。
・家に服はあるのに、着ていく服がない状態。

 

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現在:オシャレ楽しむ度 ☆☆☆☆☆
・自粛期間中、お気に入りの服だけを手元に残すことに決める。
・パーソナルカラー・骨格・顔タイプ診断を受けたことにより、自分の似合うタイプを知る。自分が今まで挑戦できなかった色が似合うなど新たな発見がありおしゃれの幅が広がった。


お気に入りのものだけ

昔、服を買う基準は値段だった。自分の基準より高い値段の服は素敵だけど…と諦めていた。
それでもどうしても欲しくて、頑張って買った服はあるが、勿体なくて結局着ることができなかった。…あれ、何回着たんだろう?

いつしか、クローゼットに服はあるのに、着ていく服がないと頭を悩ませるようになっていた。

ここ1年、積極的にお出かけができなくなって、改めて自分の持っている服やアクセサリーを見直す機会ができた。

『こんまりさんの人生がときめく片づけ術』を思い出し、「ときめくもの」と「そうじゃないもの」にわけていく。

また着たいと思えるか。

結果として、自分が本当に気に入って買ったものか、妥協して買ったものかに分かれた。

私が妥協してしまったことで家に来た服たちは、「ごめんね。ありがとう。」と手放し、自分のお気に入りのもので埋め尽くされたクローゼットに。

こんまりさんのいう、ときめきがこれか!
日々の服選びも楽しくなった。


毎日が特別

昔はお気に入りのものは着るのが勿体ないと思っていたけれど(すぐに壊したり汚したりする自分だったから尚更)

『購入するものは1円の価値になるまで使うかどうか。』という記事をなにかで読んで(例えば、1000円のものを買ったら、1000回使うかどうか。)使わないほうが勿体ないということに気づいた。

お気に入りのものだからこそ、使う。

お気に入りのものを身に着けるとそれだけで気持ちがはずむ。鏡や街のウインドウに自分の姿が映ると『おっ!』と思う。
毎日が特別になって気分があがることを知った。

そして、毎日着たいと思うからこそ、今、家にあるお気に入りのものとあうかとか、家で洗えるかとか、ちゃんと確認してから購入するように。

結果、衝動買いも減って一石二鳥!


新たな可能性

30代半ばになり、これまで読んでいた雑誌の年齢層に自分があわなくなってきたんじゃないかと感じるように

自分が求める雑誌がわからなくなったため、雑誌の定期購読をやめ、代わりにネットから情報を取り入れるようになった。

すると、

『イエベ』『ブルベ』
『ストレート』『ウエーブ』『ナチュラル』
『子供顔』『大人顔』

という文字をよく見かけるようになった。

パーソナルカラー、骨格、顔タイプ診断である。

気になって、載っている簡単な診断項目をやってみるものの、なんだか全部にあてはまる?

そして、なんとなくこのタイプかな?と思うオススメのスタイルが自分のやりたいスタイルと離れていて、少しモヤモヤしていた。

そんな時にYou Tubeで、診断してくれるサロンに行ってみた動画を見かけ、私も診断してもらいたい!とサロンを探したのだった。

診断を受けた結果、大満足。

自分で自分を客観的に見るのが難しかったので、第三者の目で見てもらってスッキリ!

自分がどういうファッションをしたいかを基準に、自分の系統を診断後、そこをすり合わせてくれた。

自分がこれまで選ばなかったような素敵な色が似合うことや、自分のタイプを知ったからといって、テイストの違うものを諦めることはないと教えてもらった。

診断を受けてしばらくしてから、カーディガンを購入した。似合うと教えてもらったターコイズブルー。一気にクローゼットが明るくなった。



お気に入りが増えるって嬉しい。
それがさらに似合うものだったら最高だ。


『ファッションは自由だ。』
ようやく、その意味がわかってきた。
もちろんマナーが必要な場はあるので、そこはわきまえる必要があるが、それ以外は自分の感性でいいんだってこと。

昔はその自由を持てあましていたけれど、今は、そこに無限の可能性とわくわくが詰まっている気がする。

年齢を重ねた今こそ、楽しめることもあるはず。自分のお気に入りを大切にその可能性を探求していきたい。



服をくれた祖母の話


私、すぐ破壊するんです。

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