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私の使うものが長持ちしない理由。

 私はよく物を壊す。汚す。破く。紛失する。                         特にお気に入りのものほど、すぐにダメにしてしまう。 

 物を落とすことは日常茶飯事、結婚してすぐに購入した夫婦茶碗は数日でヒビが入り買い換えになった。それから8年、現在使っているのは4代目だ。
他にも服やかばんをどこかにひっかけたり、食べこぼしで汚したり、ファスナー噛ませて破壊したり、しまい方が悪く本のページが折れたり、ゲームで夢中になりすぎてコントローラーのボタンを壊したり…。今朝なんて、使い捨てのコンタクトレンズを新しくしようと新品のコンタクトレンズが入っているプラスチック容器のシール蓋を開けたら、中の液と一緒にコンタクトレンズが飛び出して、しばらく洗面台を捜索するはめになった。

 何故そうなってしまうのか。
その疑問を解くべく主人に聞いてみた。

 それは、がさつだから。
どんくさいのに横着したり、
慌てて無理矢理なんとかしようとするから。

 
 いたたた。。。
 ばっさり切られたところで、
 改めて自分の行動を振り返ってみる。

 例えば、食器が重ねて置いてある。下の食器を取り出したい場合、皆さんならどうするだろう。
 私は、上の食器を先に取り出し脇に置いて…というのは面倒なので、左手で上に置いてある食器を取り出し持ったまま、右手で下の食器を取り出そうとするだろう。そして、目的の食器に手をかけたら、何も考えずに「よし、だーそう♪」と取り出す。
 お分かりいただけるだろうか。
 私には食器を落としてしまうかもしれない、とか、周りに当たるかもしれない、などの考えは一切なく、自分の楽ができると思う行動をしていた。主人の言う『どんくさいのに横着している』という部分である。
 
 また、『慌てて無理矢理』が原因となっているのは冒頭に書いたファスナーの件や本のページの件が当てはまるだろうし、『雑』に関してはすべてにあてはまる気がする。

 「丁寧にやることが一番はやいんだよ」と教えてもらったことがあるが、残念ながら、見事に活かされていない。

 でも、ここまで書いて私の一番の原因は

自分の扱い方が悪かったという認識がなく、
改善しようと思っていないこと

ではないかと思った。

 もちろん、主人の指摘した事が根本的な原因であることは間違いない。
 しかし、問題は、自分はこういう傾向にあって、こうなってしまった。だから、次はこうやって気をつけようと行動に移してこなかったことだ。

 先程の食器の例にあてはめると、普段から物をよく落とすことや、自分が雑である、どんくさいことをきちんと認めているのなら、そうならないように対応していく筈である。
それが全くない。
これまでやらかしたことを、「しょうがなかった。」で済ませてきた結果、対応策なども講じず、大丈夫〜♪で突き進み、やっちゃったーで終わらせ、同じことを繰り返してきたのではないだろうか。

 
 私はずっと丁寧な暮らしに憧れていた。
 今の自分には難しいと思っていたが、これを機に、自分のお気に入りのものたちと末永いお付き合いができるよう、善処していきたい。


 ちなみに、今朝発生したコンタクトレンズ脱走事件に関しては、どうしてそうなったのか分からずにいる。使い捨てコンタクトレンズ使用歴は長いが、初めての事例だった。
 シール蓋を勢いよく開けすぎたのか?
 2週間後に、再度検証してみることにする。

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