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コロナ禍在宅看取り11(平穏な日常〜)

この本をバイブルに、介護生活を始めた我が家ですが
妹たちの仕事や予定、私の仕事や家庭行事を照らし合わせながらの介護なので
シフト管理をする必要がありました。

母は骨転移の影響で介護ベッドから動けない生活になったので
なるべく部屋に1人にしたくないという思いもあり
人が誰もいない状況を作らないようにしていました。

そのために利用していたのがタイムツリーという共有のカレンダーです。
毎日昼間は姉妹で交代で母のそばにいるので
何をどのぐらい食べたとか、薬がきちんと飲めているかなどの管理もでき
姉妹の予定も確認できるのでとても便利でした。

スケージュールアカウントと分けていた

これが実際に使用していた画面です。
訪問介護の方にも食事や薬、排泄など聞かれるので
その日姉妹の誰が来ていてもこれを見れば答えられる状況にしていました。


訪問介護の方達も時間に限りはあるけれど
本人や家族が望んでいることはできる限りお手伝いしますと
おっしゃってくださり、週に1度はお風呂に入れない母の洗髪を
してくださったり、シーツやパジャマの交換も手伝っていただいたりと
なかなか1人では頻繁に交換できない寝具なども清潔に保つことができていました。

床ずれを防ぐためエアマットの介護ベッドをレンタルし使用していたので
蒸れやすく、汗もかきやすいので頻繁にシーツやタオルを変えられることは
本当にありがたかったです。

訪問看護の病院もたくさんありますが
ケアマネージャーさんに相談すると何箇所か教えていただけると思います。
私たちはかかりつけ医で民間のケアマネージャーさんをご紹介いただき
面談して決めさせていただきました。

医療福祉用具もケアマネさんに何箇所か紹介していただき
レンタルの価格と母の退院の予定にベッドなどの搬入が最短でできる
業者に依頼をさせていただきました。

ホスピスに入る前も、手すりの工事や、取り外し可能な突っ張り棒の柱など
母の体の状況に合わせて色々な介護用品を紹介していただきましたので
我が家で使用したことのある介護用品を次の記事でご紹介したいと思います。